入学編〈下〉
夕食後のデザート×ブランシュについて
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れてね。一真さんの味についての加減を学んだわ、それにしても一真さんのを素にしたケーキでも美味しいわね」
「やはり、というか少し落ち込みますね」
「予想はできましたが、これが隊長を慕われる事の一つであると俺は思いますよ」
「お父さまの料理はどれも美味しいですし、レシピを各飲食業界にて譲渡したそうで。だから蒼い翼関連の飲食業はほぼ黒字だそうで、ライバル企業もいますがそれでも不動の存在と言えますね」
俺はチーズケーキだが、蒼太と穂波さんはチョコレートケーキを。あとの四人は苺のショートケーキを食べていた。今いるところは、リビングで大型のテレビが置いてあるが大きなパソコン画面と変わらずで電話はテレビ電話みたいな感じで調査した物を閲覧したりといろいろと便利であるけど。あとは秘匿回線以上の独自回線でトレミーと月中基地にあるヴェーダにアクセスできる。情報を閲覧するときは、ヴェーダから直結で見ているが。
「皆、食べているところ悪いが、これを見てほしい。ヴェーダ、フォルダ名『ブランシュ』オープン」
と言ったら皆は食べている途中であったが、ヴェーダと言ったら手を止めた。そして情報を開示すると、多くの情報が出てきた。
「これは、一真さんが帰ってくる前に聞いたことよね?」
「ああ。『ブランシュ』についての情報共有はした方が良いと思ってね。家族団欒ムードで悪いが、これについては後々関係してくることだからな」
本来なら家のデータバンクから閲覧するが、ヴェーダからのはいつでも新規の情報が入っているからこちらの方がいい。あとは調べたもんをキーボードで呼ぶのも可能だが、音声コマンドを使う方が効率がいいからだと思ったからだ。一真はいつもキーボードオンリーで使うがこういうのは音声で十分だ。ヴェーダが調査報告のファイルを次々と開示する。
「お昼に名前が出た、反魔法活動を行っている政治結社ですよね?」
「当人たちは市民運動と自称しているが、裏では立派なテロリストだ。でだ、このテロリスト共が校内で暗躍している事は間違いない。ブランシュの下部組織にエガリテという団体がある。実は蒼太と共に風紀委員活動中に、エガリテに加入しているであろう生徒を目撃した」
蒼太はうんうんと頷いているが、深夜に深雪、穂波さんと沙紀は静かに話を聞いていたが、穂波さんは言う。
「魔法科高校で、魔法科高校の生徒がですか?それはつまり魔法を否定していると」
「まあ穂波さんの読みは当たりなんだが、第一高校に限らずに魔法科学校は魔法を役立てようと考えている人間が魔法を学びに来るところだ。拠点でいうなら、ソーナが中級・下級・転生悪魔関係なくレーティングゲームに参加可能な学校を建てたろ?そしてレーティングゲームを盛り上げるためと実戦経験を積ませるために学ぶように
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