驚愕!妖精の尻尾!3
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「俺もクエスト受けようかな…」
等とこの暇な状況を打破したいと思っていたのだった。
「そこのお前」
「ん?」
ガリアは自分が呼ばれたと思い振り向くとそこには黒髪にポニーテールをし、服装は和服と変わった少女が立っていた。
「俺のことか?」
「そうだ、お前だ。私の記憶状お前は我がギルド『妖精の尻尾』にいない人間だ。お前…何者だ…」
殺気に満ちたその眼差しにガリアは少し戦慄する…
「返答次第では…」
「昨日から『妖精の尻尾』にお世話になることになった…ガリア・クライムだ。紋章だってちゃんとある、だから、その物騒な顔で俺を睨まんでくれ」
そう言って、ガリアは昨日左腕に刻んだ黄色のギルドの紋章を見せた。
それを見た少女はフッと溜め息をして納得したように見えた。
「そうだったのか…いや、すまない。今依頼から帰ってきたばかりでな。知らなかったとはいえ失礼した」
「まぁ、確かに帰ってきて早々見知らぬ奴が居たら警戒するだろうな、普通に」
「そう言って貰うとこちらも助かる。失礼、まだ名乗っていなかったな。私の名はスズハだ…以後良しなに」
「ああ、よろしくスズハ」
「ところでガリア・クライム、ここにミラジェーン・ストラウスがここにいると思うのだが…」
どうやら、スズハは依頼完了をミラに報告するようだった。
「ああ、ミラジェーンか、彼女はさっき他のメンバーに呼ばれて何処かへ行ってしまったぞ?」
「そうか、入れ違いか…仕方ない…手間を取らせたなガリア・クライム」
「別にいいってことだ、ちょうど俺も暇だったしな」
「フッ、そうか…では、また会おう」
そう言って彼女はガリアに背を向けてその場を後にした。
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