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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学編〈下〉
会員制のカフェ
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こは子供が入れる場所ではありませんが?」

「なら、店長呼んでくれない?」

「店長ですか?承知しました、少々お待ちを」

と言いながら店員は、店長を呼びに行ったら蒼太と沙紀は俺の後ろにいて、その後ろで深雪と共にエリカたちが何やら話していた。

「ねえ深雪?一真って、恐い者知らずなの?」

「そうですよー。いくらここが第一高校から近いところでも、私たち学生では払えませんよー」

「エリカに美月の言う通りだけど、大丈夫なのか?」

「大丈夫よエリカ。ここは何度も来た事あるから(と言ってもこの姿では初めてなのよね)」

とか言ってたらしいが、しばらく待っていると店長が来た。

「私に用があるというのはあなたですか?しかしあなた達は学生と見る。ここは貴方たちが来るところでは・・・・」

「ではこれを見ても同じこと言えるかな〜?」

と俺が店長に見せたのは、会員証のカードだった。マネーカードというのは昔でいうブラックカードとかだったが、今はマネーカードという。電子ウォレットとパーソナルチェックの進化形態であるカードを俺は持っているが、あえて会員証を見せたら何やらレオたちに聞こえない声でこちらに聞いてきた。

「もしやあなた様はあの織斑様ですか?」

「そうだと言ったら?ちなみにこれは偽物ではなく本物だ、一応名刺も持っているが」

「これは失礼をいたしました。織斑様、どうぞこちらへ」

俺の正体を知った店長に案内されるがままに、レオたちもついて行った。ちなみに蒼太と沙紀を見た店員は失礼しましたと謝ってきたが手で謝罪は無しだとかざした。そして七人席に座った俺たちはメニューを見るが、レオたちはどれを選ぶのか迷っていたが、俺が何でも頼めと言ったのでエリカがじゃあと言いながらも高級そうなのを頼んでいたのでレオと美月も高級なのを選んだ。俺と深雪に蒼太と沙紀は、それぞれの好きなコーヒーを頼んでいた。で、今日一日のことを話ながら食べていた。ここは知り合いの店というより俺がオーナーをしている数多くの店の一つだ。今の姿は擬態だから店員も店長も知らなかったのは当然の事だ。で、入部した部活とか、退屈な留守番のことや、勧誘に名を借りたナンパとか色々と体験談を語って花を咲かせたが、関心を引いたのは俺らの行動劇だった。
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