入学編〈上〉
ISとCADの調整
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来た日より日々変化しているようで、なので本来毎日のように使用者の体調に合わせて調整を行うのが望ましいが、精密機械や機器の調整には色々と機材が必要だ。俺のこの研究所は、ISとCADの調整ができるのでISは拠点から持ってきたのを置いてあるし、CADはFLTから拝借というより入学祝いの前金としてもらった。こういうのは本来警察、中央官庁、一流研究機関、有名学校、資金力の豊富な企業なら自前で用意できる。例えなら大企業である蒼い翼だ、日本に本社を持ち世界中に支社と傘下会社を持っているし、創業が不明な大企業である。最高責任者の名前も百年前から変わらずなので、不死身の社長とまで呼ばれているくらいだ。話が脱線したが中小企業や個人のレベルで自家用の調整環境を整えるのは不可能に近い。調整機器を使いこなす人間もいなくてはいけない。そういうところに所属する魔法師は、月一か二、魔法機器の専門店やメーカーのサービスショップで定期点検が精々である。第一高校は日本でもトップクラスの名門校で国立だからか、学校専用の調製施設を持っている。生徒は教職員と共に、学校でCADの調整をするのが普通だが。俺達織斑家にいる者のCADは全て俺が調整している。俺、深夜、穂波さん、深雪、蒼太、沙紀、結衣のを。
で、今は穂波さん専用のが完成しそうであるが穂波さんの身体データやIS適性を調べていたが、適性は深夜と同じくAだった。俺らのISは標準装備がビームライフルと盾にビームサーベルだ。あとは状況によって装備や名前が変更される。基本名はガンダム。そして各機体の武装データを入れる、第三から第五のガンダムのデータや各状況に合う機体をデータとして注ぎ込んだ。ゾイドでいうならエヴォルトみたいな感じで操縦者の意思にリンクをする。そしてもう少しで完成というところで、後ろから声がかかった。
「遠慮しないで入って来いよ、お前ら」
と言ったら入ってきた者たち。まあ家族だけど、穂波さんはISスーツというよりパイロットスーツを着ていた。俺らのIS部隊は全て全身装甲だからISスーツよりこちらの方がいいと思ってね。深夜も同じだったけど、蒼太と沙紀に結衣は病院で着る簡素なガウンを着ていた。
「まずは私と穂波はISの調整を頼むわ。ここの外史で覚醒してから使っていないから」
「私のISは完成したと聞いたので『あとは「初期化」と「最適化」を終わらせると穂波さん専用機になるよ』そうですか」
「お兄様。私たちはCADの調整をお願いします」
「まずは順番でいいか?CADよりISの方が精密機器だと思っているし」
と言ったら構わないと言ったので、まずは深夜の待機状態である指輪から展開してもらったあとに微調整をした。俺らの機体は基本はGNドライブで動いているが、状況によって破壊と
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