入学編〈上〉
次元パトロール隊という組織について
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
生徒会室へ戻った俺達であったが、先ほどのを説明しないといけないので。この部屋に防音結界を張り、月中基地本部に通信を入れた。そしたら案の定真由美が出てきたので壁に向けて映像を映した。部屋は暗くしてカーテンをしめてもらったけどね。
『この映像映っていますか?一真さん』
「この声は会長?でも会長はここにいる。あなたは誰ですか?」
『その声ははんぞーくんですか。まあこちらにもいますが、今はいいでしょう。で、そちらにいる私は一真さんに聞きたい事があるんじゃないんですか?』
「そうでした。私似のもですが、一真君たちは何者ですか?」
「ではそれについてから説明をしましょうか。ですが、今から言うことは箝口令でお願いします。会長権限ではなく、俺らの権限ですが」
と皆さんが頷いたので、俺らは説明をし始めた。月中基地本部からの映像の隣に映したのが、今いる俺達の外史。そして周りにあるのも全部外史。そして外史がたくさんある中で、シャボン玉の中にあるのが外史でその外側が世界。外史とはそれぞれの創造主が創った世界で、分かりやすく言うなら俺らがいる外史以外の外史は他の作者による外史とでも言っておこうか。俺らは基本他の作者の外史には介入不可能。介入したら俺らが消されるからな、で俺らが創った外史たちを見守るのが月中基地本部にいる奴らで。
「つまりそこにいるのも私自身ということですか?」
『その通りですよ高校時代の私。今の私はここで監視をしています、もちろん先ほどのドウターゲートの反応があったら隊長である一真さんに報告するのが義務』
「月中基地本部は裏方でのバックアップ。表での実践部隊は俺や深雪と言った者たちのみ。組織名は次元パトロール隊、俺は今まで色んな外史に行ってきた。もちろん外史は儚く脆いもんだ。そして外史には始まりと終幕がある。その終幕を外史の住人と俺らで力を合わせて、敵を殲滅をさせると俺の中にいる元々の主人公が出てきてから、正史と融合を果たす。俺らは次の外史に行っては敵に乗っ取られるようであれば、主要人物たちを避難させてから外史が滅ぶところを見る。そこに映っている真由美もその一人だ」
俺らの組織について話すがとても信じられない話ではあるが、先ほど見た戦闘で実際に見てしまったからな。そして俺達の敵であるドウターは、俺らの武器でしか効果がないことも。俺らのは別世界の外史からの技術や力だ。さっきの鎧だってこの世界には存在しないドラゴンを鎧化したもの。あと先ほどの剣もだけど、聖剣エクスカリバーだと言ったら伝説の聖剣であり、伝承でしか知らないもの。
「今の姿は擬態をしているから、そう言えるのさ。このエクスカリバーは7つの力を使えるエクスカリバー、破壊・擬態・天閃・夢幻・透明・祝福・支配の力を使える。破壊はエクスカリバーの破壊力に特
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ