入学編〈上〉
試合後の疑問解決
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験における魔法力の評価は、魔法を発動する速度、魔法式の規模、対象物の情報を書き換える強度で決まる。なるほど、テストが本当の実力いや能力か。それを示していないとはこういうことか・・・・」
と立ち上がろうとしているが、まだ酔いの錯覚に電撃の後だからまだ身体が痺れているはず。俺は副会長の前に立つ。
「な、何をする?」
「こういうことですよ、服部副会長。あまり無理して立つと倒れますからね」
と言って服部副会長に向けて手をかざしてから光輝いた。輝きが終えると真っ黒になっていた身体は綺麗さっぱりなくなり、酔いも身体状況も試合をする前に元に戻した。
「あれ?さっきまでの酔いに電撃で痺れたはずなのに、回復している?それに真っ黒焦げになったのにそれも消えている」
「一真君。今はんぞーくんに何をしたのですか?」
と聞かれたので、「回復魔法」とだけ言ったけど。そのあとずっと俺ら会話を聞いていたそうだが、物欲しそうにしていた中条先輩の目は俺のCADに向けられるのでとっととしまった。ケースではなく服の中にあるホルダーにしまったからだ。それに俺のはただのCADではないからな、各エレメンツも最小から最大の威力を発揮するし全系統魔法を使えるようにチューニングをしたからだ。
「織斑さん」
「はい」
ようやく言い訳を終えて妹である深雪に言ってきた服部副会長。それに声のトーンがさっきより違うのが分かる。
「さっきは、その、身贔屓などと失礼などと失礼なことを言いました。目が曇っていたのは、私の方でした。許してほしい」
「私の方こそ、生意気を申しました。お許し下さい」
深々とお辞儀をするけど、これはあいつからの電話で特別に許すという方がいいな。俺は通信機器を出してある人物にかける。そして出たので、俺はスピーカモードにして副会長に言う。
「服部副会長。私の実力と深雪の曇ってはいなかったようだが、私に散々暴言を吐いたのはお忘れですかな?それについてある人物からの電話からぜひとも生徒会のメンバーと話したいというのだが、いかがかな?」
「誰なのですか?」
まあ聞けば分かると言ってスピーカーモードにした俺は通信端末から腹話術で零達也の声を出した。
『やあ初めましてもいるが、久しぶりとでも言おうか』
「この声は零達也社長?」
「ええええええっ!あの大企業蒼い翼のCEOをしていて、さっき言っていたトーラス・シルバー並みに謎の人物とされているあの零達也ですか!会長」
「そうだな。せっかくだから零社長の前で一真君に謝ってもらおうか?」
「副会長には言っていなかったが、達也とは親友でね。副会長が散々言った事も聞いていたのだよ」
『さて、そこにいる服部刑部少丞範蔵殿。初めましてと言おうか、ま
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