入学編〈上〉
模擬戦
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んでしょうか?」
「ヤツ?それは誰だ?」
「ここにいますよ。ドライグ」
と言ってから拳銃型のを右手に持ってから左甲を相手に見せた。深雪も左甲を見せていた。
「その光っているのは何ですか?」
「こいつらを呼ぶためであり、俺らの中にいるヤツらだ。深雪」
「はい」
『来い!/来なさい!ドライグ、サマエル、ペルセフォネ、ティアマット!』
と俺と深雪が叫んだら俺らの目の前から魔法陣が出てきたと思ったら、小型ドラゴンのドライグとサマエルが出てきて、フクロウのペルセフォネ。それとヒト型で蒼い和服を着ている蒼い髪をしてセットしていたティアが出てきた。
「これは使い魔?」
「残念。こいつらは使い魔ではない。正真正銘ドラゴンだ、伝説とされていて滅ぼされたとも言われるな。フクロウのは火炎放射するのが得意で、こっちのはヒト型だけどドライグたちと同じくドラゴンだ」
と久々に空を飛んでいたが、ドライグとサマエルは沙紀の肩に止まり蒼太の肩にはペルセフォネ。
「へえ〜。これがドラゴン?初めて見ます」
「とまあこんなのも俺にとっては相棒ですが。深雪たちも蒼太のとこに行ってろ」
と言い深雪とティアも蒼太のところに行った。
「そのドラゴンたちについては後で聞こう。ではルールを説明するぞ。直接攻撃、間接攻撃を問わず相手を死に至らしめる術式は禁止。回復不能な障害を与える術式も禁止。相手の肉体を直接損壊する術式も禁止する。ただし、捻挫以上の負傷を与えない直接攻撃は許可する。武器の使用は禁止。素手による攻撃は許可する。蹴り技を使いたければ今ここで靴を脱いで、学校指定のソフトシューズに履き替えること。勝敗は一方が負けを認めるか審判が続行不能と判断した場合に決する。双方開始線まで下がり、合図があるまでCADを使用しないこと。このルールに従わない場合は、その時点で負けとする。あたしが力づくで止めさせるから覚悟しておけ。以上だ」
俺と服部副会長、双方頷き、五メートル離れた開始線に向かうが俺は質問があったので、二歩歩いてから渡辺先輩に聞いた。
「質問がありますがよろしいでしょうか?」
「許可するが、何だ?」
「私の力については会長と渡辺先輩は存じていると思いますが、出力はどの程度にすればよろしいでしょうか?」
「そういえばそうだったな。そうだな〜、出力8割か9割をセーブしてくれるならあの力を使用してもいいがいくつか制限しても構わないか?」
「では出力を1割か2割出せばよろしいのですね。それと制限については承知していますので」
と言って俺は開始線のところに向かった。途中でドライグやサマエルが俺に応援していたから、会長たちはどこから声が出ているのか首を振っていた。俺は指を一本立ててから静
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