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Angel Beats! the after story
C7
戦線旅行
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しいが、そんなんで騒ぐのは中高生だけだ。
いきなり、日向が立ち上がる。ゆっくりと竹の柵に近づき。
「楽園の入り口はどこだ!!」
覗けるような隙間を探しているらしく、竹と竹の間に顔を近づけて見て回っている。
はぁ……。この年で覗きって馬鹿らしいな。
『私なんかより、ゆりっぺ先輩の方が十分良いですよ。出るとこは出て、締まるところは締まる。モデル体型じゃないですか!正直羨ましいです』
『私なんてまだまだよって!どこ触ってんのよ、あんたたち!ちょっと鎖骨は鎖骨はらめぇ!』
次は野田が立ち上がった。ゆっくりと日向に近づいていく。
「野田!日向にガツンと言ってやれ」
「そうですよ。紳士として一言、言ってやってください」
野田が日向の肩を掴む。
「おい日向ぁ!お前は右側を担当しろぉ!俺は左側を担当するぅ!」
「助かるぜ!野田!」
覗こうとするバカがまた一人増えた。こんなんと一緒に風呂に浸かるなんて嫌になるな。ほんと。
『にしても……ひさ子先輩って大きすぎですよ』
『そうよね。このレベルになると犯罪ね』
『ひさ子さんは歩く性犯罪ってことですか?』
かなでは何を言ってるんだ?ひさ子に向かって歩く性犯罪って根性あるな。
『立華、誰が歩く性犯罪なんだあっ、あん!ユイお前いきなり』
『おお!すごい揉み応え。一生揉んでたいぐらいです』
『枕にしたいな』
『マシュマロの中のマシュマロみたいです!』
『おい岩沢!ユイ!揉むな〜!そんなとこ触っちゃあらめぇだって〜!やめてぇ〜!』
マシュマロの中のマシュマロだと!?一体どんなマシュマロなんだ!?だが落ち着け俺。COOLに行こうぜ。
常識人の最後の砦、TKが立ち上がる。これであの二人は終わったな、お気の毒に。
威圧感のある足取りで日向と野田に近づくTK。
「あいつらに常識を叩き込んでやれTK!」
ついにTKの手が二人の肩を掴む。そして………。
「わいも力を貸したる!わいらの欲望をこの憎き竹の柵に叩き込んでやるんや!」
だ、れ、が!欲望を竹の柵に叩き込めって言ったんだ?おい!
「TK……。がんばろう!共に!」
「TKがいれば百人力だ!」
力を得た覗き魔は残像ができるぐらいの速さで竹と竹の間を調べている。
『かなでの肌スベスベでモチモチ!憧れるわ〜』
『くすぐったいよ、ゆりちゃん』
『岩沢も負けてないぞ。張りのある肌!胸も大きくなってる、まさに理想の女性だ』
『そんなに触られると恥ずかしいんだが』
今だに楽園の入り口を見つけられない三人。
もう、ここは俺がガツンと言ってやる!立ち上がり、日向たちのところへ行く。
本当
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