入学編〈上〉
ガイダンス(2)
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情報でした。ではもうすぐで午後の実習時間になりますので、これで最後にしましょう。私のとっておきを防いでみてください」
と言いつつも手から雷というか電気を纏ったあとにメダルを取り出した。弾いたあとに親指から発射されたのはまるでレールガン。それを防ぐが力を制限してないので押される先輩。俺はその鉄壁を粉々にする予定だったが、時間になったので発動をキャンセルにしたのでメダルが落ちた。
「大丈夫か?十文字。汗が出ているが」
「あ、ああ。まさかこの俺が押されるなんて思わなかった。最後のは電磁砲だな。レールガンとも言うが、それを魔法にするとは」
「言っておきますが、エレメンツは魔法ではありませんよ。昔で言うなら超能力者です」
と言いながらも水で濡らしたタオルを十文字先輩に渡して顔を拭いたあとに、空間から飲み物と紙コップを取り出した。それについてはどういうのだ?と聞かれたが内緒ですと言ったあとにタオルと飲み物を空間にしまった。そのあと午後の実習時間になりそうだったので、渡辺先輩と十文字先輩は自分のクラスのところへ戻ったので、俺も観客室の所へ行こうとしたら、せっかくだから目の前で見る?とのお誘いに乗った。観客室では蒼太がこちらを見ていたらちょうどレオたちが来た。
「蒼太さん。最前列確保してくれてありがとう」
「いえいえ。我が主の依頼を果たしたまでです。それにもうすぐ大量の生徒がここに来るでしょうし」
「そりゃそうか。ところで一真君はどこに?」
「あちらにいらっしゃいます」
「あちらって七草先輩の近くにいます!」
とまあそんな感じだったが、深雪は予定通りレオ達が離れたあとに同じクラスメイトが来たらしい。一瞬沙紀を睨んだそうだが、怒気を入れた感じなオーラを出したら睨むのをやめたらしい。そして実習時間になったので予想通り、一科生がなだれ込んできた。
「全然見えん!」
「午後一の射撃場って七草先輩の3-Aが実習中なんだろ」
「遠隔魔法もスペシャリスト何だって」
「それに美人だし!」
「全弾命中だ!さすが10年に一人の英才!」
「おい押すな!大体何でウィードが最前で見学しているんだよ!!」
「おいおいよく見ろよ!実習室の中にはウィードの織斑がいるぞ!しかも七草先輩のすぐ近くで見ているぜ!!」
とか言っていたそうだ。蒼太から聞いたことを丸々こちらに聞こえたようにな。で、近くで見ていたので俺は拍手をしていたが。なぜか居心地が悪い。なぜかというと上からの観客室からのウィード連発に、3-Aからも変な目で見られているからだ。本来なら俺はここはいない存在であり、新入生が間近で見るのはふさわしくないと思っているらしいのか。
「織斑君、せっかくだからやってみない?」
「私ですか
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