入学前
入学前の仕事(2)
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くれるとこちらが助かる。ああそうだ、今日の夕食は真夜達に呼ばれているから作らなくていいぞ」
「なら外出用に着替えていきましょう。穂波、今日は作らなくていいそうよ。真夜の所で食べるらしいから」
「今日の分、買って来なくて正解でした。なら私も着替えて行きましょうか」
深雪も着替えに行ったけど、俺は量子変換機があるからスーツから普段着に着替えた。俺の家にある駐車場から車を出して、弘一達がいる家に向かった。車で数十分で到着。家の前には使用人である名倉さんがいた。
一度俺以外を降ろしてから、地下駐車場に行き車を駐車場においてから、深夜達と合流となった。名倉さん先導の元俺達は弘一達がいる所に向かった。ちなみに俺と深雪は本来の姿をしている。そしてドアを開けたら玄関に弘一がいた。
「お待ちしておりました、一真さん。その姿は本来の方ですかな」
「まあな。運転するのはあと1週間でしばらく運転できないからな」
「そうでしたな。深夜さんもお久しぶりです。さあ中へ入って下さい」
挨拶はここまでにしてから家の中に入り、ダイニングルームに通された俺達。そこには学校にいた真由美と香澄と泉美がいた。真由美は俺の姿を見るや、一瞬声をかけそうになったらしい。真夜が後で話すと言ってくれたので、俺達は席に着き親戚での会話をしていた。
双子の姉妹は俺ら正体を知らないので、いつも通りな会話をしてくる。俺らの食事も終わり真夜が俺と深雪に話があるという事なので、ついて行く。深夜と真由美も一緒にね。部屋に着いた後、ドアを閉めた真夜は一言。
「ここなら大丈夫よ、一真さん。そろそろ真由美に擬態の姿を見せれば?」
「そうさせてもらうがその前に」
俺が指を鳴らしたら防音結界を張った。これで外からは何も聞こえない、俺が深雪とアイコンタクトしたら一瞬にして擬態後の姿になった。
「それが零社長の言ってた姿ですか?」
「そういう事だ。この姿の時は七草先輩か七草会長と呼びますよ」
「何だか微妙な感じがするわ。でもその姿は誰が見ても高校生に見えるでしょう」
「真由美の言う通りで、違和感はないわね。それと真由美、一真さんに聞きたい事があったでしょ?」
と言ったら思い出したかのように俺に聞いてきた。なぜ筆記と実技で満点を出したのに、二科生になる事を要望したのかを。俺もホントは深雪と同じ一科生でもいいけど、それだと二科生との間に強い亀裂が生まれたままになる。
俺の友達となる相手が、俺の妹を友達と見ても一科生が間に入って文句を言ってくる。俺が二科生になれば、自然と深雪の友達相手でも友達になれるのではないかと思った。もう一つは俺の強さの事だったが、説明するより見た方がいいと思うが魔法師ライセンスはSだとね。
Aの上がある事は国
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