暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
入学前
入学前の仕事(2)
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ないし、もし校外校内でテロリストと関わったら武力介入を行うから今の内に言った方がいいと思うと伝えといた。そしたら三人以外の者たちは全員納得してくれた。

「三人と話し合った結果、その条件を飲みましょう。彼を風紀委員関係なく取り締まりが出来る事も。ただそのままだと生徒の反感を買うので、彼を風紀委員所属としてなら生徒も納得するでしょう。あとはテロリストと戦う時は彼に従う事も」

「それはどうも。私が去った後に彼に知らせておいてくれないかな?夜に真夜さんの家に訪れると聞いていますので」

「そうですか。一つだけ聞きたい事がありますが、よろしいでしょうか?」

「私で答えられる範囲なら。何でもどうぞ」

「では質問しますが、彼はどのくらい強いのでしょうか?それと魔法力も」

「それは彼自身に聞くがいい。彼が父親だと先程私は言ったが、その妻はここにいる真夜さんの姉なのでね。四葉家の精神干渉系統の魔法は、彼は受け継いでいますのでご注意を」

「御忠告感謝します。どのくらいなのですか?」

「そうですね。四葉家前当主の四葉元造の死神の刃を素に改良したのを、彼は持っている。死神の刃については真夜さん、あなたが話してくれると助かります。四葉家の者なら信憑性は高いかと」

「私が言った方が信用するからですか。なら話しますが、私の父の能力は先程言ったように死神の刃を使います。その能力は『相手の精神に強力な「死」のイメージの与える魔法で、「死」のイメージを与えられた者はそのイメージのシンボルを実際に見る事でイメージが何倍にも増幅されて肉体に作用し、死に至る』というのを、一真さんがそれを改良したもの。死神の眼とも言いますが、殺気あるいは睨んだだけで首と胴体が切り離すという幻覚を見せます。本気でやると首を押さえながら死を迎えます」

真夜が説明を聞き終わると、同時に顔が暗くなった三人。実力が高い真由美達でも恐れる能力だ。その後、護衛者達も表では蒼い翼所属だが裏ではCB隊員であると伝えて極秘会談は終了となった。真由美達も呼ばれた理由の重さを知りながらも、接する時は普段通りと釘を刺しておいた。

校長としばらく話した後、俺は護衛と烈を連れて校長室を出た。護衛2人を烈と共に帰宅させてから、一度本社に戻って本来の姿となった。織斑一真として。夕方になったので俺は一度家に戻った。そしたら、分身体である俺がいたので合流した。記憶を見たらバカ弟子を散々痛めつけたそうだ。

「お帰りなさい、一真さん」

「ただいま帰ったよ深夜。それと深雪も。家の中は父親だが、外では兄妹だからな。慣れてほしいものだ」

「今日も先生の所で、思わずお父様と言ってしまいました。慣れるまで時間かかりそうですが、来週が入学式なのでそれまでには何とかします」

「そうして
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ