追憶編
武力介入からの勝利
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縄にいる避難民に兵達と侵略者に向けて回線を開け。映像ではなく声だけを流すようにしてくれ」
「了解です。映像の代わりにCBの旗画像を出すです」
「深夜はフェルト達の手伝い、穂波さんは砲撃手としての手伝いを頼みます」
深雪は俺の傍にいるし声を変えたが、ソレスタルビーイングの総司令官の声として。
「電波を介入しました。5秒後で」
と言われて俺達の介入宣言を行った。
『沖縄にいる全ての人達に聞いてもらいたい。我々はソレスタルビーイング、現在沖縄を侵略しようとする部隊の人間に告ぐ。既に武力介入を行っているが、上陸部隊に裏切り者全てに対して殲滅させてもらう。これ以上侵略行為をするのであれば神の鉄槌を喰らうがよい!』
と言って電波での介入を終了後、数十分後には殲滅完了。残りは粟国島北方より、大亜細亜連合の艦隊(高速巡洋艦2隻、駆逐艦4籍)が進軍し、二十キロまで近寄り艦砲射撃を阻止する為、深雪は今回ラファエルに乗ってもらった。セラヴィーは蒼太。
「第一カタパルトから第三カタパルトオープンです。セラヴィー、ラファエルに発射タイミングを譲渡するです」
「了解。セラヴィー、蒼太。出る!」
「織斑深雪、ラファエル。出ます!」
第三カタパルトには俺がいたが、セラヴィーとラファエルはステルス兼光学迷彩で姿を隠してもらっている。GN粒子散布中だから大丈夫だけど、俺は大天使化となりカタパルトから飛び降りた。風間がいる所に降り立った我。丁度、敵艦隊が粟国島北方より来るという報せで、撤退開始していた所に突然地震のように揺れた事に驚くと同時に天使が舞い降りた。
「そこの部隊!死にたくなければさっさと撤退しろ!」
そういえば艦隊による攻撃は、あの二十年戦争で変わったんだったか。戦闘艦のメインウェポンは、艦載ミサイルからフレミングランチャーに換わったけど当初はレールガンだった。現代の艦砲射撃はフレミングランチャーから爆弾を連射射出するスタイルとなっている。
火薬砲より連射性が圧倒的に優れている上、推進剤と推進機関の重量を運ぶ必要が無いから爆薬類の積載量をミサイルより大きくできるようだ。ただし射程距離は火薬砲と変わらないが、寧ろこれに劣る。フレミングランチャーは連射性を重視した兵器だからであり、連射性を維持しつつ射程を延ばすと反動が艦隊に与える悪影響を無視出来ない。
最新鋭戦闘艦の対地攻撃力は百年前の十倍以上と言われている。フレミングランチャーの有効射程内に侵入されれば、単艦でも街は火の海となる。市街地攻撃だけでなく、ランチャーの連射性は陣地攻撃にも有効。二隻の巡洋艦から集中砲撃を浴びれば、並以下の魔法師では一溜まりもない。
それが現代での砲撃となるが、トレミーにとっては関係なく攻撃もできるし当たったとして
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