追憶編
元部下との会話×敵襲からの避難
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
のが多いが、秘匿なモノについては紙で保管されているのが多い。
「それにしてもよく見つけてきましたよね?この魔導書は」
「そうだな深雪。本来これは、魔法科高校生が読む事が出来る代物だ。俺達は普通に読めるしな」
魔導書を読んでいるとあっという間に1日が経過してしまい、次の日から家族でいる事が多かった。スキューバダイビングに行ったり、海で泳いだりと8月4日に沖縄に来てからあっという間に沖縄海戦日である11日になった。いつでも行けるように、別荘で待機してたりトレミー内にいる隊員達はいつでも出撃出来るようにパイロットスーツを着ていた。
「ついに今日になったわね。いつ動くかは分からないけど」
「いつでも動けるように、海中にいるトレミーはコンディションイエローらしい。俺達は俺達で、何をするかは決まっている」
いつも通りの朝食をしていたが、情報機器から緊急警報が流れ出た。やっとか。警報の発令元は、国防軍で言う事は攻撃を受けているという事だ。俺らはその警告を見ながら、トレミーのコンディションをイエローからレッドに変わった。情報を月中基地支部から仕入れて、トレミーで分析中にテレビ画面ではこう言う事が流れていた。
『西方海域より侵攻。宣戦布告無し。潜水ミサイル艦を主兵力とする潜水艦による奇襲、現在は半浮上状態で慶良間諸島を攻撃中』
ずっとこれが流れていた。
「やっと来たようね。一真さん、私達はどう動く?」
「とりあえず真夜に電話をしてくれ。まだ俺らが動くべきではないからな」
「分かったわ。穂波、緊急通信で連絡して」
「畏まりました」
ここが戦争の対象になる事は知っていた事で、次に何をするかも知っているがあえてそうするまで。一般人なら動揺するな、と言われても動揺するだろうが俺達は違う。俺と深雪はCBメンバーであり、深夜は俺の妻になる前に四葉家の人間。穂波さんは深夜の護衛で、蒼太と桜花と沙紀は俺の部下。
俺はトレミーと繋げて、いつでも最新情報を知る為に国防軍のコンピューターにハッキングした。そんで詳細な情報を手に入れていた所、俺の通信端末が鳴ったのだった。
「はい織斑です・・・・まあこちらも情報集めてますし、落ち着いていますよ。基地にですか?とても有り難い申し出ではありますが・・・・まあ妻と相談してみます。後程連絡をしますので」
と俺が通信を終えた後、俺は立ち上がり深夜に言った。
「深夜。恩納空軍基地の風間大尉より連絡があった。基地内のシェルターに避難してはどうか?との申し出があったがどうする?」
「シェルターか。それは有り難いけど、トレミーに避難した方が良いのではないのかしら?」
との事だったが、一度会っただけで普通はこんな事にはならない。だが風間大尉は、俺達の知ってい
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ