暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
追憶編
今までの歴史×沖縄到着
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で全ての国家の武力を無力化させた。戦艦や戦闘機などは、情報提供である蒼い翼によると有人機動兵器であるMSと全身装甲パワードスーツであるISと無人兵器のオートマトンという兵器を使ったと発表。

なぜ蒼い翼が情報を持っているかは不明だが、裏では繋がっているのでは?と噂されていた。対魔法戦に対抗兵器で、対抗魔法ではなく最初から反魔法装甲を使用している為、あらゆる魔法を無力化できると発表。その兵器を欲しさに、各国家はスパイを送ったが誰も帰ってこなかった。

シートベルト着用のアナウンスが聞こえたので、俺は『読本・現代史』というタイトル本を読んでいたよ。本来だと教材ファイルという電子的なもんだが、俺はあえて紙製の本を読んでいた。周辺から古すぎるのでは?と言われるが、俺の娘である深雪や妻の深夜も電子書籍ではなく紙製の本を好いていた。

この歴史自体、俺らが介入したから別に読まなくてもいいんだが振り返りとして読んでいた。現在の航空機は情報端末の電波で航行不能という事は知っているが、離着陸時に端末をオフにするのは昔からのマナーだ。深雪もさっきまで端末で動画をイヤホンで聞いていたが、アナウンスが聞こえたのと同時にオフにしていた。それは周辺の者達も同じ事をしていた。

「お父様、何を読んでいたのですか?」

「んー?今までの歴史本を読んでいた。今更だと思うが、一応見ておこうと思ってな」

「その本の内容は読んだ事あるけど、一真さんの活躍本みたいな感じかな」

「深夜が生まれる前からだが、俺達は動いていたからな」

喋っているとシートを覆う卵形の安全シールド、その内側に投影された南の島のリアルタイム映像。鮮やかな緑と輝く海を見ると、昔だったあの頃と余り変わらないなと思った。世界の寒冷化があったという事実は、まるでフィクションだと思う程にな。深夜が、生前から生きてきたという事実を知っているのは俺と深雪ぐらいだろう。

降り立った頃、温暖化だったのが寒冷化になったのかその名残もまだ残っている。例えばドレスコードだが、西暦2014年以降は温暖化の為に素肌を露出する服があったが、今は露出しないという服装マナーは寒冷化の名残である。深雪は今も肩や胸元を出すような服装をするが、それは家の中か今だけ限定という服装である。

そういう風に思っていると飛行機は那覇空港に接近した来たが、沖縄というか南の島に行く何て何時振りだろうか。拠点に戻っても、すぐ他外史に行く任務が出来てしまう。家族旅行は拠点D×D以来だが、昔と違って一切振動がない飛行機は着陸した。シートベルトを外してカプセルシートのシールドを開ける。

「こういう旅行は何時振りでしょうか?お父様」

「そうだな〜。拠点で一回京都で家族旅行をしたが、あの時はまだ深雪が生まれていない。奏と優斗との旅
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