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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
原作前〜追憶編前〜
武力介入による世界大戦終幕
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相手にするとすぐに終わるくらいだ」

「ラッセの言う通りだな・・・・月中基地支部までいつ頃着くんだ?」

「現在大気圏突入中でして、トランザムをしていますからすぐに到着します。GN粒子散布したままですから、月が我々の基地だとは思わないでしょうね」

まあそう何だが・・・・月は地球側での月面は何もないが、そこら中にGN粒子散布装置でGN粒子を撒いてるから問題無し。トレミーは月の裏側であるダークサイドに行くと同時に、着艦シークエンスにて着艦した。

一度百八十度回ってバックしながら月中基地支部に入港後、クルー達は一時的に降りてしばらく自由行動。俺と深雪は、それぞれの部屋に戻ってから寝てしまった。地上でのニュースはこうなっていた。

『ソレスタルビーイングが第三次世界大戦をたった一日半で終わらせた』

トップニュースとされていたのを、俺達はまるでいつもの日常に戻ったかのように生活していた。その後、我々は介入せずに世界を見守っていた。世界大戦が終わった事で、本社地下で住んでいた社員の家族達を外へと開放されたが、二十年経ったのでそれぞれ世代交代という感じで、社員の子の記憶はその父親の記憶を持って生きていた。

父親や母親が死んでも、父親達の技術を受け継いでいるので、各傘下会社もそうなっていた。世界大戦により、家が無くなった者達を一時的に地下に住ましてから希望する住宅を作って住ませるようになった。それが世界大戦から二〜三年後の事だった。
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