暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
原作前〜大漢崩壊〜
会見×覚醒
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た通り、大漢という国を滅ぼします。それに関しての準備をするので、我々はこれにて会見を終了させて頂きます」

俺達は会場から立ち去り別室に行った。大部屋で治療完了した少年少女達、そこにあるテレビには緊急ニュース扱いで、さっきまでいた会場の様子が映し出されていた。内容は『ソレスタルビーイングの初陣か?』や『大漢を本当に滅ぼすのか?』とかだった。

で、少年少女達はそれぞれの家に帰国させたが、四葉真夜は俺と雪音と桜花・結衣・沙紀を率いて、四葉家の本宅に向かった。七草弘一は、別の部下達数名と蒼い翼の秘書と共に七草家へと向かった。日本までは俺達零家の自家用機で行き、そこからは車で行った。

運転は俺だけど、会見中の俺の姿ではなく本来の姿となり、雪音も本来の姿として隣に真夜ちゃんがいる。移動中、雪音が楽しく話していたから問題なさそうだな。四葉家の者達なら俺達がソレスタルビーイングと知る機会だと思うし、零家と繋がりを持つ者でもある事を。

「もうすぐ真夜ちゃんの家に着くぞ」

「そう何だ。ところで貴方は一体誰なの?ソレスタルビーイング総司令官がいなくなる代わりに、貴方がいるというのは」

「時期に分かりますよ。真夜ちゃん」

「うーん。雪音さんがそう言うのならそう信じたいな。私を助けてくれた英雄だし」

「英雄かどうかは真夜ちゃん次第かな?ほら見えてきたよ、真夜ちゃんの家がね。玄関には真夜ちゃんの姉である深夜ちゃんと、四葉家の使用人にあれは君の父親かな?」

何時間掛かったが、ようやく到着した四葉家本宅。車を部下に任せてから俺達は降りるが、真夜ちゃんを連れて行くと、雪音の手を繋ぐ真夜ちゃんを見た四葉家と黒羽家の者かな?確か四葉家には分家がいるという情報があるし、黒羽家は主に諜報部門を統括してると聞いた。

「姉さん!」

「真夜!」

姉妹の再会という感じになったが、いつの間にか雪音が手を放したようだ。感動の再会になったが、姉妹は家の中に入って行き代わりに父親である四葉家の先々代当主が自己紹介をする。が、ここで念話兼脳量子波が飛んできた。

「初めまして。真夜の父親で四葉家当主の四葉元造と申します。娘を助けてくれてありがとうございます『聞こえますかな?織斑少将』」

「いえいえ。我々の関係者達によって救助されたのですから、私と娘は零家関係者とでも言いましょうか『脳量子波!という事は記憶共有者か?』」

「零家の者、という事は十師族を束ねる家の者ですかな?『はい。私もですが、あと二人程覚醒する者がおりますが、もうすぐでしょうか』」

「そういう事です。それに蒼い翼の社長は、零家の者というのは御存じのはずですが?『まさか俺達が助けた真夜ちゃんとその姉の深夜ちゃんという事か?』」

「なるほど。立ち話も何ですか
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