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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
四話『降臨する蒼き消失王』
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ったら、俺が負けた場合はこの命を賭けます。だから、俺が勝った場合はリアスさん…………リアス・グレモリー様を返してください!」
俺の言ったことに会場中が反応する。
「良かろう。では、二人ともこちらに来てくれるかな」
そう言ってこちらに来るように促す、サーゼクスさん。
俺達はサーゼクスさんに近づくと、サーゼクスさんは会場の中央に新たな空間を作り出した。
俺と焼き鳥は互いに別の方向に移動して、その空間に入る。
対面するように、空間内に来た俺と焼き鳥。
俺と焼き鳥の準備ができた途端、審判役の悪魔が叫ぶ。
「開始してください!」
その言葉と同時に動き出す焼き鳥。
「どうした、人間。動かないのか?」
俺に向けて何かを焼き鳥が言ってくるが、俺はそれを無視してリアスさんに向けてこう言う。
「待っててください、リアスさん。さっさと焼き鳥を潰して助け出しますから!」
俺はそう言うと、焼き鳥が飛ばしてきた炎の塊を避けて、呟く。
「リミッター解除!モード消失王ッ!」
俺がそう言うと、俺の周囲に蒼いオーラが現れて俺を包み込む。
そしてそのオーラが消えると、俺の姿は蒼くて長い髪に透き通る位の蒼い服を着た姿に変わっていた。
「いくぞ、焼き鳥さん?」
俺は軽く地面を蹴ると、焼き鳥の懐に入って蹴りを入れる。
焼き鳥はそれをくらって吹っ飛ぶが、翼を使って空にとんでダメージを減らしてくる。
「今回はこの前とは違う。出し惜しみなしでいくぞ!」
そう、俺のこの力は今までのように記憶の消失をしなくてもいいという能力だ。
「ソードオブクリエイト」
俺はロスティアと合う前に見た、蒼い鎧を纏った人物が持っていた剣を想像して作り出す。
なぜだか知らないが、俺はこの剣の使い方を知っている。
俺は剣を軽く握ると、焼き鳥に向かって高速で接近して剣を一振りする。
ピキッ!
焼き鳥を切ったところが、一瞬だが凍るとすぐに溶ける。
「俺に氷などはきかん!」
そう言って俺に炎の塊を放ってくる焼き鳥。
「おい、焼き鳥。お前はリアスさんの気持ちを考えたことがあるのか?」
俺は焼き鳥の攻撃を避けながら、そう言う。
「リアスの気持ちだと?そんなものは今はどうでもいいものだ」
「そうか…………だったら、なおのことお前なんかにリアスさんはわたさねぇ!」
俺はもう一度懐に飛び込んで今度は剣を突き刺す。
「だから、何度やろうが結果はおなじだ!」
そう言って近距離で俺に向けて炎を放ってくるライザー。
わかっていた。
俺には炎は効かないということを、どんな属性の魔力も効かないということを。
「凍てつけ!プリズン・ア
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