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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
四話『降臨する蒼き消失王』
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いて攻撃をしてくる。
魔力を使わないところを見るに、パーティーが始まっていると俺は思い、一気に距離を積めて全力で回し蹴りを警備員に当てて、その後ろの扉ごとぶっ飛ばした。
ぶっ飛ばしたと同時にざわめく会場内。
俺はそんな中、中央にいる人物に向かってこう言う。
「焼き鳥野郎!リアスさんを返してもらいにきたぜ!」
「なっ!?なぜここに貴様のような人間がいる!ここはお前のような下劣な輩が来るような場所じゃない!」
「そんなことはどうでもいい!俺は言ったはずだ、リアスさんを返してもらいにきたとな!」
そう言う俺に近づいてくる複数の警備員。
ドゴッ!
「遅いぞ、刀矢!」
ザシュッ!
「本当だよ!」
ドゴッ!
「遅いです…………刀矢先輩」
ズシャーン!
「うふふ、ここは私達が引き受けるので刀矢君はリアスを」
そう言って警備員を相手に戦っていくイッセー、木場、小猫ちゃん、朱乃さん。
「さて、決着をつけるとしようか?焼き鳥さん」
「リアス殿、これは一体!?」
俺がそう言うと、慌てたオッサンがリアスさんにそう聞く。
「私が用意した余興だよ」
乱入してきた第三者の声。
聞き覚えのある声に、俺は微笑む。
「さ、サーゼクス様!」
「余興とはどういうことですか!?サーゼクス様」
サーゼクスさんの登場に慌てる焼き鳥。
「彼の力が見たくて、ついグレイフィアに頼んでしまいましてね」
その言葉に対して、会場のざわつきがもっと大きくなる。
「ライザー君。この間のレーティングゲーム、しかと拝見させてもらった。しかしながら、ゲーム経験の少ない妹相手では些か…………」
「サーゼクス様はこの間の戦いにご不満が?」
「いやいや、私が言葉を差し挟めばレーティングゲームそのものが、存在意義をなくしてしまう。ましてや今回は事情が事情だ。旧家の顔もたたないだろう?」
その言葉と威圧に黙りこむ焼き鳥。
「可愛い妹のせっかくの婚約パーティー。派手な趣向も欲しいものだ。そこの少年、君の有する未知数な力をこの目で直接見たいのだが、どうかな?」
「なるほど、つまりは……」
「未知数な力対フェっニックス。これだけの力で会場を盛り上げてはくれないかね?」
上手くサーゼクスさんの言葉にのっていく焼き鳥。
「いいでしょう。魔王様直々に頼まれたのなら、このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう!」
完全にやる気のある焼き鳥。
「ふむ。では、少年。君が勝った場合の代価は何がいい?」
「サーゼクス様!?人間ごときに、代価などと!?」
サーゼクスさんの意見に反対気味のオッサン達。
「だ
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