暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
四話『降臨する蒼き消失王』
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
斉に消えて、中央のステージにスポットライトが当てられる。
そしてその先には、ライザーが立っている。
ライザーは会場を見回すと、マイクを手に取った。
「冥界に名だたる貴族の皆様ご参集くださりフェニックス家を代表して御礼申し上げます。本日、皆様においで願ったのはこの私ライザーフェニックスと名門グレモリー家の時期当主リアスグレモリーの婚約という歴史的な事を共有していただきたく願ったからです。それでは、ご紹介致します。我が妃、リアスグレモリー」
ライザーがそう言ったのと同時に、展開されるグレモリーの紋様の魔方陣。
そこから登場するのはドレス姿の部長。
ドオオオオォォォォォォォンッ!
音がした方を振り向けば警備をしていた人がドアを壊して、飛んできた。
「焼き鳥野郎!リアスさんを返してもらいにきたぜ!」
壊れた扉の先には、駒王学園の制服を着た刀矢が立っていた。
【リアスSaid】
私は今、ライザーに呼ばれるのを待っている。
(…………刀矢)
私が考えることは、レーティングゲームの際に全力で私を守ってくれた刀矢の事。
あのゲームのあと、刀矢はすぐに自宅に運ばれて治療を受けていた。
(刀矢は大丈夫なのかしら。…………といっても、もう私には関係の…………でも、私は刀矢の事が!?)
私はこんなときだからこそか、混乱していた。
(修行中の時、私は刀矢の事が好きだということに気づいた。…………あの時、守ってくれると言った刀矢を今は信じる)
私がそう決意したとき、ライザーが私の名を呼ぶ。
私は転移魔方陣を展開して会場に転移した。
そして到着した矢先、会場の扉が突然壊れ、警備をしていた悪魔が吹っ飛んできた。
「焼き鳥野郎!リアスさんを返してもらいにきたぜ!」
そう言って壊れた扉の先には私が信じると決意した男性ーーーー風鳴刀矢が立っていた。
【刀矢Said】
俺はグレイフィアさんからもらった魔方陣の描かれた紙を使って、リアスさんがいる会場の前に転移してきた。
「ここって、あの時見ていた場所に似てるなって…………今はリアスさんの方が優先的だな」
俺はそう考えて、会場の入り口を探す。
「入り口はって、あれか。警備員が2〜3人ぐらいか」
俺は状況をすぐに判断して、気配を消して入り口を警備していた二人に近づいて、不意打ちぎみに蹴りを全力で入れて気絶させる。
「すみません」
俺は一言そう言って、会場の中に入る。
中は結構広いと考えていた俺だったが、実際は一本道で警備員が一人だけ立っていた。
俺が近くまで来ると、あちらも気づ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ