四次アサシンはマスターに恵まれれば一体も脱落しなかったと思う第3話
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されば汝はその身に奇蹟成り得る叡智を持って侍るべし。
汝、奇蹟の正しき式を識る者、我は器と力を奉る者──」
「「「「汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」」」」
詠唱が終わると同時に、魔法陣が眩く光る。少しして光が収まると、魔法陣の中には第四次聖杯戦争の関係者からすれば懐かしい人物が2人と、はじめましての2人の計4人が立っていた。
『……サーヴァント、アサシン。喚び掛けに応じ、見参。問う。赤毛の少年。君が、俺のマスターか?』
「砲撃手のサーヴァント、ランチャー。喚び掛けに応じて現界した。君がオレのマスターかな? 紫髪のお嬢ちゃん。いや、桜か?」
『喚び掛けに応じて現界したファイターのサーヴァントだ。銀髪のお嬢が私のマスターかな?』
『余、キャスターのサーヴァント。喚ばれた気がしたから来た。マスターは汝か? 茶髪の少女』
黒い靄を纏い、仮面をした暗殺者――迦楼羅が士郎に、三槍を持った砲撃手――一刀が桜に、特に武器らしいものを持っていない拳闘士――迷彩がイリヤに、五本の杖を持った魔術師――ズェピアが白野に問を投げる
「ああ、その通りだ。よろしく頼むよ、馬謖さん」
「はい、そうですよ。宜しくお願いしますね、一刀さん」
「ええ、そうよ。よろしく頼むわ、敦賀迷彩」
「そうだよ。ヨロシクね、ズェピア・グライガンツ・フォン・スカーレットさん」
楽しげで嬉しげな色を浮かべて、紫髪の少女と赤毛の少年と銀髪の少女と茶髪の少女達は不敵に応えた。
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