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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第四話
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。それに、僕も一度試してみたことがあったけど、電気を磁力に変換する効率が悪くて、上手く出来なかったんだ」
「第97管理外世界の小説ッスか・・・。オイラも師匠に読ませてもらったッスけど、あの世界の質量兵器は他の世界の比じゃないくらい進んでるんッスよね。意外と戦闘の参考になることも書いてるッス」
「まあ、確かにね。でも、フェイトさんに聞かれたら怒られ・・そ・・う・・だけ・・ど・・・・・?」

あれ?

おかしい。

シャワーを浴び終え、ユウの方に振り返ってみると、そこに居たのはユウではなかった。

「どうしたッすか?」

いや、ユウではあるのだが、()の股間には男の子であるはずの証が存在しなかったのだ。

「えっ!?ちょっ!?ユ、ユ、ユ、ユ、ユ、ユ、ユ、ユ、ユ、ユウ!?」
「どうしたッすか?」
「どうしたって!?き、君って、女の子(、、、)だったの!?」
「・・・?そうッスけど?」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」

特務6課の隊舎中にエリオの叫びがこだました。

なお、エリオの叫びを聞きつけて、慌てて男子シャワー室に飛びこんだフェイト執務官に、エリオが赤面したり、その夜、今回の騒動に嫉妬したキャロとルーテシアがエリオのベッドに突撃したりしたそうだが、恐らく蛇足だろう。

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