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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
第四話
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八神部隊長。このままやらせてください」
「エリオ君?」
「僕はユウの強さを、一度目にしています。実力的に考えて、問題ないでしょう」
「分かった。そこまで言うんなら、始めようか」
ユウとエリオ。
両者がにらみ合う。
「では、始め!!」
模擬戦開始の合図が出される。
「(あの高速機動魔法を使われたら厄介だ。いっきに仕留める)・・・ストラーダ!!」
<Sonic move>
先に動いたのはエリオだった。
開始早々のソニックムーブで一気にユウとの距離を詰め、ストラーダを振るう。
誰もが決まると思った見事な一撃。
だが・・・・・・。
「ほいッス」
「なっ!?」
ストラーダと腕を掴まれた後、攻撃をそらされ、逆にソニックムーブのスピードを利用して、投げ飛ばされてしまう。
冗談ではなく、人が5メートル近くも投げ飛ばされ、エリオだけでなく、観戦していた、特務6課全員が唖然となった。
「まだまだッスよ!!レールロード!!」
ユウが魔法を発動する。
白い道がまっすぐに伸び、空中にいる、エリオに向かって伸びていく。
「(来る!!あの高速移動が!!)・・・ストラーダ!!」
<Yes,master>
とっさに、エリオはストラーダのジェット噴射を利用してレールロードの上から退避する。
次の瞬間、先ほどまでエリオがいた場所を、ユウの掌打が、凄まじい勢いで通り過ぎる。
(あ、危なかった)
「へえ、良い勘してるッスね。そして、武器に救われたッス。空中で動く手段がなければ、今ので終わってたッスよ」
一方、観戦してた隊長陣は
「な、なんや!?今の、スバルのウィングロードとフェイトちゃんのソニックムーブかいな?」
「確かに、ユーノの弟子なら、それくらい知ってるかもしれないけど・・・」
「主はやて、私の勘では恐らく違うかと・・・。あれはユウ独自の魔法ではないでしょうか?」
「シグナムさん?それじゃ、あれって?」
「私にもあれの正体は分からんが。身体強化魔法と純粋な体術のみでエリオを圧倒するとは、騎士としての血が騒ぐ。一度手合わせしてみたいな」
「シグナム、あまり悪い癖出すんじゃねーよ」
はやて、フェイト、シグナム、なのは、ヴィータがユウの魔法について話し合っていたが、結局結論は出なかった。
そして、エリオとユウの勝負はまさにクライマックスであった。
張り巡らされた、レールロードに囲まれ、身動きを封じられたエリオ。
謎の高速機動により、エリオを翻弄するユウ。
すると、ユウは突然、ポケットから
なにか
(
、、、
)
を取り出し、エリオに向かって弾き飛ばした。
「レールガン・10
g
(
グラム
)
弾!!」
「っ!?」
ユウの手
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