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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
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を親友だと思っている。特に、周囲から恋人と誤認されるほど、ユーノと仲が良かったなのはにとって(どうして、それで二人が恋人じゃないのかは、仲間内では最大の疑問である)、リンディから聞かされた話はとてもショックだった。
なのはは彼のことなら、全てとは言わずとも、だれよりも知っていると自負していたが、実際には、
知ったつもりになっている
(
、、、、、、、、、、、、
)
だけで、何も知らなかったということに気づかされたのである。
悔しかった。
彼の苦労を分かってあげられなかったことが。
悲しかった。
親友の自分にさえ、何も打ち明けてくれなった彼が。
憤った。
彼に助けてもらってばっかりのくせに、結局は一度も彼にその恩を返せなかった自分に。
だが、いつまでも落ち込んでいるわけにはいかない。なぜなら、『
不屈の心
(
レイジング・ハート
)
』こそ、ユーノからもらった物であり、エース・オブ・エースたるなのはの持ち味なのだから。
「そ、それで!!今、ユーノ君が何処にいるのか分かりますか!?」
「残念ながら・・・。彼の辞職に気づいて、すぐに彼の寮を調べたわ。でも、すでにもぬけの殻。携帯電話も解約されてるし、事件性の証明がない以上、
管理局
(
わたしたち
)
に犯罪歴のない民間人の足取りを調べる権限なんてないのよ。今のところ、次元空港の防犯カメラに写っていた彼の映像が、唯一の手掛かりね」
「そ、そんな!!」
「手掛かりは他にありません。それで今回、最近ユーノ君に変わったことがなかった聞きたくて、みなさんをお呼びしました。それで、なのはさん、彼に何か変わったことはなかったかしら?」
「ユーノ君に最後に会ったのは、だいたい1カ月くらい前です。仕事が忙しくて、無限書庫にヴィヴィオを預けたときにユーノ君に会ったんですけど、そんなこと、一言も・・・最近のメールにだってそんなことは・・・」
そう言いながら、なのははここ最近のユーノとのメールの履歴を確認し、そして愕然とした。
なんせ最後の受信記録、送信記録が共にユーノが辞職する10日以上も前で終わり、自分が考えている以上に、彼と連絡を取っていないことが分かったからである。
あまりのショックになのははその場に項垂れてしまった。
フェイトとはやてが慰めるが、いつまでもそのままでいるわけにはいかない。
「それで、フェイトさんはどうでしたか?」
「3ヶ月前にエリオとキャロを連れて、ユーノとご飯を食べに行ったのが最後かな?でも、そんなこと一言も言ってなかった。そういえば、ここ数年、執務官としての仕事関係で無限書庫に資料請求する以外、プライベートとかではほとんどユーノと連絡取ってなかったも」
「そう。それで、はやてさんは」
「私もフェイトちゃんと似たようなもんです。捜査のた
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