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魔法少女リリカルなのは〜"死の外科医"ユーノ・スクライア〜
本編
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ないからね」
「私は無限書庫の方を調べてみるわ。司書たちから話を聞けるかもしれないし、無限書庫が今どうなっているかも気になるしね」
こうして、止まっていた物語は急激に加速する。
それから数日して、時空管理局本局のとある会議室になのは、フェイト、はやて、クロノが集められた。
彼女たちはそれぞれ、多忙な生活を送っているが、それでも、お世話になった存在であり、上司でもあるリンディの緊急招集によりこうして集まったのである。
ただし、彼女たちはこの緊急招集の理由を聞かされていないため、なぜ自分たちが集められたのかが分からず、皆一様に首をかしげていたのだ。
ただ一人を除いて
(
、、、、、、、、
)
(やはり、こうなったか。今回の緊急招集の目的は恐らく、あのフェレットもどきの辞職についてだろう。それで僕たちから最近あいつがに辞職を匂わすような言動がなかったどうかを聞き出そうってところか。皆には心苦しいが、あの馬鹿の決意を無駄にしないためにも、ここは何としてでも隠し通さないとな・・・)
「クロノ君。・・・・・ねぇ、クロノ君ってば!!」
「・・・っ!?ど、どうしたんだ?(いけない、考え込みすぎたか)」
「『どうしたんだ?』じゃないよ。さっきから呼んでいるのに、全然返事しないんだもん」
「そ、そうか。すまない、考えごとをしていたものでな。で、何だい?」
「今回の緊急招集についてだよ、お義兄ちゃん」
「せや。私になのはちゃん、フェイトちゃんにクロノ君まで。これだけのメンバーが一度に召集されるなんてこと、滅多にないで。せやから、今回の召集はよっぽどの緊急事態やないかって、さっきまで、私たち三人で話し合ってたんよ。そんで、クロノ君はどう思う?」
「(ユーノの辞職は確かに僕たちの中では最重要事項だな)・・・ああ。そうだな。正直なところ、僕にもさっぱり分からない。だけど、僕自身としては、せっかくの家族サービスの時間を削ってまで、この緊急招集に応じたんだ。できれば、くだらない要件での呼び出しでない事を祈るよ」
「お義兄ちゃん、『最近、家族に構ってくれる時間が少ない』ってエイミィがぼやいてたよ。あまり仕事にかまけすぎて、カレルとリエラに愛想尽かされちゃわないようにね?」
「・・・・・・・・・・この間、帰ってきたとき、カレルに『いらっしゃいませ』って、出かけるとき、リエラに『次はいつ泊まりに来るの?』って言われたばかりなんだが・・・」
クロノの独白に、三人娘の雰囲気が一層重くなる。
そりゃあ、そうだろう。なんせ、自分の子供たちに、まさかのお客様扱いされているのである。
フェイトは苦笑し、なのはも「あ、あはは・・・」とクロノから露骨に目をそらした。(はやてだけは大爆笑していたが)
そんなこんなしているう
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