ファーストアラート
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うにラインが光り出す。
警棒の先端にはスタンガンの二本の金属棒が出ており、警棒の柄を掴んで引きぬくと黒い膜状のものに覆われた鬼切の刀身が出てきた。
「飛穿は専用弾を装填すると自動でゴムが引かれて弾丸にセットされます。使用されているゴムは電気刺激で収束する力を自在にコントロールできる、ガジェットにも使用されている最新の人工繊維を使用しています。鬼切の方は普段は特殊カバーで切れ味を抑えていますが緊急事態になれば自動で解除されて普通に使用できますので、前みたいにいちいち刀身を変える必要もありません」
ちなみに人工繊維が使われているのはガジェットのうねうね動く触手みたいなあのアームの部分である。
「剛さんの武装は危うくロストロギア指定と質量兵器と言うことで没収されるところでしたが、はやてちゃんの交渉でどうにか六課が用意する武装と言う形なら所持が認められました」
なるほど、M6とは六課の6か。
「至らぬこの身に数々のご厚意。感謝します」
「今度はやてちゃんにあったらしっかりお礼言うのですよ~」
「それじゃあ、午後になったら調整しようか」
「「「「「はい!!」」」」」
丁度その時・・・・。
ビーーーーーーーーー!!ビーーーーーーーーー!!ビーーーーーーーーー!!
「この警報!!」
「第一級警戒態勢!!」
「グリフィス君!!」
『はい!!教会本部から出動要請です!!』
『なのは隊長!!フェイト隊長!!グリフィス君!!こちらはやて!!』
「はやて部隊長!!」
『状況は!?』
はやてとフェイトかも通信が入り、状況が整理されていく。
『調査部で追っていたレリックらしきものが発見された。場所は山岳地帯。対象はリニアレールで移動中』
『移動中って!?』
「まさか!?」
(・・・最悪な状況だな)
剛は心の中で最悪のシナリオを思い浮かべていた。
もし、リニアが高速で脱線し、レリックが爆発してしまえば多くの被害が出る。
今は山岳地帯だからまだいいものの、これが街中に出てしまえばその被害は計り知れない。
『そのまさかや・・・内部に侵入したガジェットのせいでリニアの制御が奪われとる。リニア内のガジェットは最低でも30体。大型や飛行タイプの未確認体も出ているかもしれん。いきなりハードな初出動やけど、行けるか?なのはちゃん、フェイトちゃん』
「私はオッケーだよ」
『私はいつでも・・・』
『フォワードの皆も大丈夫か?』
「「「「「はい!!」」」」」
『いい返事や。グリフィス君は隊舎での指揮、リインは現場管制、なのはちゃんとフェイトちゃんは現場指揮をお願い』
『『『「了解!!」』』』
『それじゃあ、機動六課フォワード部隊、出動!!』
「「「「「「了解!
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