ファーストアラート
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で遮り、すたすたと去ってしまった。
最初の訓練が始まって一週間が経ったころ。
訓練の最後に行ったシュートイベーションにおいて、スバルのローラーブーツがオーバーヒートを起こしてしまった。
「ティアナのアンカーガンも結構厳しい?」
「はい、騙し騙しです・・・」
「う〜ん。みんな訓練にも慣れてきたし・・・そろそろ実戦用の新デバイスに切り替えかな?」
「新デバイス?」
訓練が終わった一同は着替えとシャワーを済まし、シャーリーのいるメンテナンスルームに集合した。
「これが、私たちの新デバイスですか?」
「そうで〜す!!設計主任、私!!協力、なのはさん、フェイトさん、レイジングハートさんとリイン曹長で〜す!!」
「ストラーダとキュルケリオンは変化はなし・・かな?」
「うん・・・そうみたい」
「違いま〜す」
「「リイン曹長!?」」
「変化なしは外見だけですよ〜。二人はちゃんとしたデバイスの使用経験がなかったので、感触に慣れてもらうために基礎フレームと最低限の機能だけで渡していたです〜」
「あ、あれで最低限ですか!?」
「本当に?」
「はい。みんなの使うことになる四機は六課の前線メンバーとメカニックスタッフが技術と経験の粋を集めて完成させた最新型。部隊の目的に合わせて、そしてみなさんの個性に合わせて作られた、文句なしに最高の機体です」
フォワードたちのデバイスが机の上から離れ、それぞれの新たな主の元に向かう。
「この子たちはまだ生まれたばかりですが、いろんな人の思いや願いが込められ、多くの時間が掛けられてやっと完成したです。ただの武器や道具と思わないで大切に、だけど性能限界まで思いっきり全開で使ってあげてほしいです」
「この子たちも、きっとそれを望んでるから」
丁度その時、なのはがメンテナンスルームに入ってきた。
「ごめんお待たせー」
「なのはさん。ちょうどこれからこの子たちの機能説明を行う所です」
「そう。もうすぐに使えるところなんだよね?」
「はいです〜!!」
空中にモニターが表示され、モードや機能、出力リミッターなどについて説明された。
「出力リミッターって言ったらなのはさんたちにも掛かっていますよね?」
「まあ、私たちはデバイスだけじゃなくて本人にもだけどね」
「「「「え?」」」」
「リミッターがですか?」
「能力限定って言ってね、うちの隊長と副隊長はみんなだよ」
なのはの言葉に困惑する一同。
「ほら、部隊ごとに保有できる魔導師ランクの総計規模って決まっているじゃない?」
「「「「は、はい」」」」
「一つの部隊でたくさんの優秀な魔導師を保有したい場合は、そこに上手く収まるように魔力の出力リミッターを掛けるですよ」
「まあ、裏
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