始動機動六課
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シミュレーター。ステージセット」
シャーリーがディスプレイを操作すると、今まで何もなかった場所に突如として廃墟が出現した。
「「「「「・・・・・・・」」」」」
剛を含め、一同はそのあまりに騒然の光景に言葉を失っていた。
「それじゃあ、みんな。改めて訓練を始めるよ」
「「「「「りょ、了解しました!!」」」」」
準備運動を済ませ、廃墟のほぼ中央付近に移動したメンバー。
『よしっと。それじゃあ、みんな聞こえる?』
「「「「「はい!!」」」」」
『じゃあ早速ターゲットを出してみようか。まずは八体から』
『動作レベルC、攻撃レベルDで展開します』
シャーリーがディスプレイを操作し、訓練場にターゲットが出現する。
『私たちの仕事は指定ロストロギアの保守管理。その目的の為に私たちが戦うことになる相手がこれ』
『自立行動型魔導機械、通称ガジェットドローンです』
訓練場に八体のガジェット全てが出現した。
『では第一回模擬線訓練ミッション。目的:逃走するターゲットの破壊、または捕獲。制限時間:15分以内』
「「「「「はい!!」」」」」
『あと、今回からしばらくの間は剛さんと4人は別々に訓練を受けてもらうね』
「へ?」
「そうしてタケルさんだけ?」
『理由は剛さんだけ実力も経験も4人とは段違いで始めから一緒に訓練するとバランスが悪いし、剛さんに頼る癖が着いちゃうかもだしね』
「そうなんですか!?」
「本当に?」
スバルは素直に驚いているが、ティアナは胡散臭げな視線を剛に向けた。
『リミッター付とはいえ、シグナムに模擬戦で勝った程って言えば分かりやすいかな?』
「本当ですか!?」
「まさか・・・」
シグナムをよく知るエリオが驚き、ティアナも信じられないと言った表情を浮かべる。
『では納得してもらったところで、ミッションスタート!!』
なのはの掛け声とともに、ガジェットは一斉に逃げ始めた。
訓練が始まり、ガジェット追うスバル。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ジャンプして上空から魔力弾を放つも避けられ、先回りしたエリオもガジェットの放つ攻撃を掻い潜るりながら放つ斬撃も紙一重で躱される。
しかし、スバルよ。
せっかくの背後からの奇襲なのに叫んでは意味ないであろう。
「前衛二人、分散しすぎ!!ちょっとは後ろの事も考えて!!」
ティアナがキャロのブーストを受けた魔力弾を放つも、ガジェットに命中する直前で掻き消されてしまう。
『ガジェットにはちょっと厄介な特徴があってね。攻撃魔力を掻き消すAMF。普通の射撃は通じないし、飛翔や足場作りといった移動魔法の発動も困難になる
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