無印編
温泉での戦い
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いるんでしょ!?警察を待ってたら先に取られちゃうわよ!?」
「「「「!?」」」」
事は一刻も争うことに気付いた一同は、急いで目的地へと向かった。
「うっはー。凄いねこりゃ!!これがロストロギアのパワーってやつ?」
「ずいぶん不完全で、不安定な状態だけどね」
ジュエルシードがある河原で二人の女性がそれを眺めていた。
「あんたのお母さんは何であんなもの欲しがるんだろうね?」
「さあ?分からないけど、理由は関係ないよ。母さんが欲しがっているんだから、手に入れないと」
そして黒衣の魔導師はバルディッシュを構える。
「ジュエルシード、封印」
そして、封印したジュエルシードを手にした頃、なのはたちが到着した。
「あ〜ら、あらあらあら・・・・」
「「「ああ!?」」」
「子供はいい子でって言わなかったかい?」
「ジュエルシードを一体どうする気だ!?それがどれだけ危険なものなのか分からないはずはないだろう!?」
昼間であった女性に尋ねるユーノ。
「さあね?答える理由が見当たらないよ?それにさあ?あたし親切に言ったよね?いい子にしてないとガブッといくよって?」
「「「「「!?」」」」」
そういうと、女性はオレンジの毛並みの狼に変身した。
「やっぱり、アイツあの娘の使い魔だ」
「使い魔?」
「そうさ。あたしはこの娘に作ってもらった魔法生命。製作者の魔力で生きる代わり、その命と力の全てを掛けて守ってあげるんだ」
「そうなの?龍一」
女性の言葉にアリサが龍一に聞いてきた。
「異世界の使い魔と言うのはそうらしいね。日本で使い魔の名家である京都の土御門家の式神でも自分の人格と心があるような高度な使い魔は滅多にない。アイツは相当上級な使い魔のようだね」
「当り前さ。なんたって、あたしはこの娘の使い魔なんだよ?」
そういうと、狼がなのはに向かって突進してきた。
「させない!!」
すると、ユーノが立ちふさがり、防御魔法で狼を防ぐ。
「なのは!!あの娘をお願い!!」
「させると思っているのかい!?」
「させてみせるさ!!」
すると、ユーノと狼を覆うように魔法陣が敷かれる。
「強制転移魔法!?まずい・・・」
「ふっ!!」
緑色の光に包まれ、二匹は消えてしまった。
「あれ?どこ行ったの、ユーノ!?」
「どうやら、強制転移魔法であの狼ごとどこかに跳んだみたいだね」
「・・・・・結界に強制転移魔法・・・・いい使い魔を持っている」
ユーノのことをなのはの使い魔だと思っている少女がそう言ってきた。
「ユーノくんは使い魔ってやつじゃないよ。わたしの大切な友達」
「そう。で?どうするの?」
「話し合いで何とかできるって
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