無印編
八束神社での対決
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いていくなら、昨日のような射撃魔法だけじゃなくていろいろな魔法も使いこなせるようにならないと、どこも雇ってくれないよ)
(にゃああああああああああ!?ひどいよ龍一くん!?)
彼らの会話はそのまましばらく続いた。
放課後になり、みんなと別れたなのはは公園の剛警部のところにユーノを連れていくために、いったん家に向かっていた。
そして・・・。
「!?」
突然、何かを感じ取った。
昨日も感じた、ジュエルシードの反応である。
(ユーノくん!?これって?)
(間違いない、ジュエルシードだ!!)
確信したなのはは一目散に、反応のする方向に走り出した。
(駄目だよ、なのは!!僕か龍一が行くまで待って!!でなければ、剛警部のところに向かうんだ!!)
(公園まで向かっている時間なんてないよ!!人や生き物が巻き込まれちゃうかもしれない!!)
反応に向かって走っていたなのははやがて神社の境内にたどり着いた。
そこではリードを持った女性が倒れ、犬のような巨大な獣に襲われようとしていた。
「レイジングハート!!」
『はい』
「これから努力して経験積んでいくよ。だから教えて、どうすればいいか」
『全力にて承ります』
「レイジングハート、セ――ト、ア―――――ップ!!」
なのははバリアジャケットとデバイスを展開し、プロテクションを張って女性を守った。
「ぐ、ぐるるるるるるる」
獣が吠えて力を増すが、なのはの膨大な魔力によるプロテクションはびくともしない。
「ディバインシュート」
左手から魔法弾を打ち出し、獣を吹き飛ばす。
だが、獣にはあまり聞いていないらしく、直ぐに起き上った。
「利いてない!?」
『更に大威力攻撃を推奨します』
「どうすれば!?」
『私を両手で握りしめ、先端を相手に向けてください』
「こ、こう?」
なのははレイジングハートを両手で握りしめ、先端を獣に向けた。
『カノンモード』
先端が魔法の杖のような円形から、ロケット砲のようなU字型に変わり、魔力の翼を広げ、トリガーが出現した。
乙女チックな魔法の杖ではなく、どこからどう見ても完全に武器である。
『ロックオンと同時にトリガーを引いてください』
「うん!!」
目の前にモニターが現れ、照準がロックオンされた。
「ディバインバスター」
トリガーを引き、砲撃が放たれる。
「ぐがあああああああああああ!!」
獣の方も口から魔力砲を放ち、相殺しようとするが、なのはの方が威力が高いらしく、打ち負けてしまった。
「ジュエルシード、封印!!」
倒れた獣に封印を施そうとするが、獣の方は背中から翼を生やして逃げよとする。
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