無印編
八束神社での対決
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ックか何かが突っ込んだらしくて、壁が壊されちゃったんだって」
「なんでも『爆撃機が来たんじゃないか?』ってくらいの大騒ぎだったみたいよ」
「あのフェレット大丈夫かな?」
「フェレットって昨日高町からのメールにあったあのフェレット?」
「そう、その仔よ」
「え〜と、それはね・・・・・」
なのはが昨日のことについて説明しだした。
「そっか。あの仔無事だったんだ」
「でも、凄い偶然だね。逃げ出したあの仔と偶然道端で会うなんて」
「にゃははは・・・(嘘はついてない、嘘はついてない。ただちょっと、ちょこっと真実をぼかしただけ・・・)」
アリサとすずかと龍一に心の中で謝りながら誤魔化すなのは。
(やれやれ、高町)
(!?)
龍一は念話でなのはに話しかけた。
なのはは驚いた様子で龍一を見る。
(龍一くんも魔法が使えたの?)
(まあな。昨日の事は父さんから聞いた)
(剛さんから?)
(ああ。だけど、もう少しましな誤魔化し方をしろよ)
(にゃはははは・・・・)
キ――――ン、コ――――ン、カ―――――ン、コ―――――ン
丁度その時、チャイムが鳴り、各々の席に戻っていった。
(それじゃあ、昨日の封印は龍一が放ったんだね?)
(そうだよ)
(『なかなかに良い封印魔法でした』)
(デバイスに褒められるとはな)
(にゃはは龍一くん、昨日はありがとうね)
今は授業中であるが、念話とマルチタスクを使い、授業を受けながら2人と1匹と1機で会話をしていた。
(でも驚いたよ。この世界に魔法技術はないって聞いてたから)
(そっちじゃどうかは知らないけど、この世界だと魔導師は徹底的に秘匿するものだからね。普通の調査しかしてないんなら、そういう認識でも仕方ないんじゃないかな?)
(うん。僕たちの世界の常識だと、魔法を秘匿しなければならないってのがそもそも考えられないな)
(そう言えば、昨日は遠目でしか見ていなかったが、高町は大丈夫だったのか?)
(うん。何ともなかったよ。・・・ねえ、ユーノくん)
(何?なのは)
(昨日のあれこれってやっぱりレイジングハートのおかげ?)
(『そうですね、大半は』)
(やっぱり高性能なんだね)
(僕には使いこなせなかったけどね)
(『しかし、残念ですが、私単体では何もできません。私はいわば『乗り物』です。乗り手がいなければ性能を発揮できません』)
(そうなんだ。わたしはレイジングハートの乗り手に、ちゃんとした魔導師になれるかな?)
(なれるよ。なのはにはたぶん僕なんかよりもずっと才能がある)
(『あなたがそれを望み、そのための努力をしてくれるなら』)
(まあ頑張れ。一つ忠告しておくけど)
(何?)
(将来、魔導師として働
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