無印編
転生者対決
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か仲のいい友達は『なのは』って呼ぶよ」
「僕はユーノ・スクライア。スクライアが部族名だから、ユーノが名前です」
「ユーノ君か・・・かわいい名前だね」
お互いに自己紹介を終え、なのはが先ほどの事について聞き始めた。
「そう言えば、さっきのって一体何なの?」
「・・・・それは・・・「その話、私にも詳しく聞かせてもらおう」」
「「!?」」
なのはとユーノの会話に乱入してきた声に1人と1匹は驚いた。
声のした方に視線を向けると、そこには、放課後に出会った守宮剛警部がたたずんでいた。
「えっと、その・・・・龍一くんのお父さんの警部さん?」
「やれやれ、駄目じゃないか、なのはちゃん。こんな夜遅くに一人で外出なんてしちゃ」
「す、すみません!?」
「まあ、先ほどの話は少し聞かせてもらった・・・・そこのフェレット君」
「キ、キュー?」
剛に指名され慌てて取り繕うユーノ。
「安心したまえ。私は魔法や超常現象がらみの事件捜査を担当する『零課』の人間だ。喋る小動物や魔法といった事情も知っている」
警察手帳を見せながら説明をする剛。
(現地の警察機構の人間!?でもこの世界には魔法文明がないはずなのにどうして魔法絡みに対処する部署が?)
先ほどから前情報と食い違う事情に混乱するユーノ。
「あうあうあう・・・・・・」
状況についていけずに目を回し始めるなのは。
「実は先ほど、動物病院前で発生した魔法戦闘の痕跡をたどってきたんだ。あの戦闘を行ったのがなのはちゃんとそこのフェレットなのは分かっているから詳しい事情を説明してくれないかね?」
「「わ、分かりました・・・」」
言い逃れできない状況に、なのはとユーノは先ほど起こったことについて説明しだした。
「・・・・・・・・・・なるほど、事情は分かった」
なのはに剛と別れてから今までの経緯を説明され、状況を把握したようだ。
「そう言えばユーノくん。さっきも聞こうとしたけど、あれは一体?」
「実はですね・・・」
ユーノは自分の事、そして先ほどのモンスターと宝石について説明した。
「信じてもらえるか分からないけど、僕はこの世界の外、別の世界からやってきました」
「別の世界?」
「はい、先ほどなのはに使ってもらった魔法は僕の故郷の技術です」
「別の世界の君がどうしてこの世界に?」
「僕がいる部族『スクライア』は代々考古学に携わって遺跡発掘なんかを生業にしている一族で、先ほどの宝石、ジュエルシードはある古い遺跡での発掘作業中に僕が発見したものなんです。」
「ジュエルシードとは一体?」
「なのは、レイジングハートをこっちに」
「う、うん」
なのははレイジングハートをユーノに渡し、ユーノはレイジングハート
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