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機動戦士ガンダムSEED 白き魔星
01 準備と開戦
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マクロスといった現存の技術力で比較的常識が通じる物だけにとどまっており、勇気とかの精神をエネルギーとする常識がまったく通じない技術が在るなどと彼らはまだ知らない。





 ◆





 プラントがホワイトスターを受け入れ、各起動部隊へ現主力機であるZGMF-1017ジンからホワイトスター産のMS(PT)を機種転換する形で配備が進む中、しびれを切らした地球連合がプラントに対し宣戦布告を発表。

 連合各政府の命に従い地球連合宇宙軍の艦隊が月面基地プトレマイオスよりL5にあるコロニー群プラントへと侵攻を開始。
 それに対応し防衛するためプラント政府もザフトにコロニー防衛ラインの構築及び配置を急がせた。

 現最新鋭のジンよりも何世代も先の技術で作られ優れた機体だとはいえ、整備やら補給品等の搬入等の問題から種転換は流石にコーディネータをもってしても時間が足らず上手いようにいっていない。
 それでも訓練校で良い成績やMSパイロットとして高い適正能力を出した兵が配属されている部隊を優先にアドバイザーのイノベイドとサポートロボのハロにカレルを含め配備を進めたためまだマシだと言える状態だろう。
 外から新に持たされた技術に技術部と整備士は驚愕するなり目から鱗を溢すなりで、てんてこ舞いの状態なのは別として。

 で、どのようなMS(PT)が配備されたかというと量産型ゲシュペンストMkーIIだ。

 重力質量と慣性質量を別個に変化させることが可能な装置であり、搭載することで高効率の推力を得ることが可能となった高効率反動推進装置のテスラドライヴを標準装備したシャドウミラー(平行世界)産の機体をベースに装甲等を変更して改造した物である。

 装甲と内部骨格にあたるフレームのGIIフレームをガンダリウムγに変更し基本防御力を上げと重量を減らして柔軟性のアップをするとともに、関節の可動摩擦面に磁力コーティングを施すことで抵抗を減らすと同時に機体が挙動する反応速度を向上させるマグネット・コーティングを各関節部に施した。
 本来はフィールドモータに用いる技術なのだが、そこは何とか可能にした。かなり強引ではあるものの成功して万々歳だ。

 また、機体の装甲全面に対ビームコーティングを施し、両肩の装甲にエネルギーフィールド発生機を取り付けアルティスが知る近い未来の対策も備えさせてある。
 戦艦にはビーム砲が備わっているのは当然ではあるし、ビーム兵器を標準装備している連合の量産型MSが登場してからでは遅い。
 

 動力はPTの基本動力の核融合ジェネレータではなく、動力炉内の高温プラズマ閉じ込めに磁場を使わず重力を用いることで、より高いエネルギー発電効率を実現しているプラズマ・ジェネレータを搭載。

 コクピットは箱形
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