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機動戦士ガンダムSEED 白き魔星
01 準備と開戦
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ブルーコスモスがコロニーへの核攻撃を企ているといった情報までもだ。

 情報が真実で裏の取れた信用できるなのだとしたら脅威であり絶対に阻止しなければならないし、正体不明の若造に諜報において一国家の一組織が遅れをとったのだからそりゃあ不機嫌にもなる。

 まあ、それはしょうがないと言ってもいい。
 いくら個人々がナチュラルより優れたコーディネイターだとしてもプラントは国家として若すぎ、地球連合又は大西洋連邦やユーラシア連邦のような地盤が固く歴史ある巨大組織に出し抜かれてしまうのは当然のようなものだから。

 原作という正史を知識として有しホワイトスターとヴェーダを持ちいるアルティスは別だとしてもだ。

 「ええ、そうです。名はアルティス・ブロウニング。機動衛星ホワイトスターの管理者であり純粋種と呼ばれる存在です」

 そこからアルティスは語りだす。

 己れをパトリックに信用させる為に例え嘘で固められた内容であっても真実見があり本当かどうか裏をとることが不可能な身の上話を。
 自分がどのような存在でホワイトスターをどういった経緯で所有するに至った等々、真実をおり混ぜて何食わぬ顔で。

 パトリックに取り入る為に此処で躓く訳にはいかない。
 彼だけではなく最高評議会にも白き魔星≠認めさせなけねばならないのだ。

 けっこうと言うか、かなりの綱渡りだったりする。

 通信ごしでパトリックを前にして背中の方は冷や汗が止まらずにいるのがいい証拠だ。

 「そこで、最高評議会の議院の皆様並びにザフト高官及び技術官の方々をホワイトスターへの招待をしたいのですが、いかがでしょう? もちろん護衛として兵の同伴もけっこうです」

 『……わかった。貴様が言うホワイトスターとやらがどれ程の物か確かめさせてもらおう。だが、そちらに行くかはデータを提出し議会で決めてからだ』

 「構いません。それが当然でしょうから……それでは、良い結果をお待ちしております」

 こうしてプラントとの接触を終え、その後の議会でパトリックに渡したホワイトスターと兵器類や食糧プラント等のデータが公表さた。
 突然と提出された眉唾物のデータに議論が荒れるに荒れた。
 パトリックの盟友で議長であるシーゲル・クラインが真実かどうかは直接見て確かめればいいということでアルティスの申し入れを受けることになった。

 議長であるシーゲルと軍の全権を任されている国防委員長のパトリックは当然として、自分の仕事に余裕があるか空きのある議院たち。
 それと、復数名の技術者たちと白兵戦の実力が高いザフト兵がホワイトスターへと赴くことになる。

 その赴いたホワイトスターで常識を外れた数々の技術に驚愕することになる。
 公開された情報は宇宙世紀・OG・
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