01 準備と開戦
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まうほどにだ。
MWシリーズとイノベイドを相手にPTでの模擬戦をこなしてはいるので、これで実戦を経験さえすれば完璧なものへとなるだろう。
ちなみに容姿などまったくの別人に成り果てていたのと純日本人の名だとかなり違和感のある容姿なので、せっかくだから名前を改名したりしている。
改名後の名は『アルティス・ブロウニング』。
男の名前でもおかしくない女の容姿に違和感を与えない名前をそれっぽくつけ、エクセレンに似すぎていることからブロウニングの姓を名乗ることにした。
アルティス・ブロウニング――それが白い魔星の支配者の名前となる。
◆
途中、秘密利に彼ら≠ニ会うため廃棄コロニーメンデル等に寄り道はしたが予定通りL5のコロニー郡プラントに辿り着いた。
向こうからは光学迷彩でホワイトスターのことは見えていないが、見えていたならば今ごろ住人は大慌てになっていただろう。
辿り着いたのならばやることは一つ。
目的の人物が実務で使用している部屋を探し出し通信を繋ぐだけだ。
居住区にある屋敷、そこの広間にアルティスは居た。
瞳を金色の迷彩に輝かせホワイトスターの中枢に作らせた巨大量子コンピューター演算処理システムへと己れの脳量子波をリンクさせる。
ガンダムOOのデータからホワイトスターの管理システムとして作り出した『ヴェーダ』を介してプラントへハッキングを行う。
簡単に言えば彼が今いる広間自体がヴェーダを介してホワイトスターを動かす為の制御室。
他の場所からでも制御できないこともないが、落ち着いてスムーズに行うなら此処がいい。
「はじめまして。プラント国防委員長パトリック・ザラ殿」
どうやら無事に目的の人物であるパトリック・ザラへと通信が繋がったらしい。
何やら言い回しが某イノベイドの自称神と似ている気がするが無視する。
『……貴様か、このようなデータをワタシに送ってきた輩は』
通信ウインドに映された先にいるパトリック・ザラは執務用のデスクに両肘を立て両手の指を絡ませた親指に顎を乗せる形で眉間に皺を寄せ鋭い眼光で『私、とっても不機嫌デス』と言わんばかりに此方を睨んでいた。
それはそうだろう。突然通信するよりワンクッションいられといた方が言いかと思い前もって送っていたデータを見た結果だ。
差出人が不明のフリーメール自体が怪しいというのに、プラントの技術力でも製作ができるのかも分からない現像する技術を圧倒的に越える兵器類のデータが一緒に添付されていたのだから。
しかも、しかもだ。
コーディネイターを敵視する集団であり、政府と軍が、コロニー防衛の長である国防委員長である自分が警戒しなければならない
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