暁～小説投稿ｻｲﾄ～:『自分:第1章』『二日目:大阪の客』

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『自分:第1章』

『二日目:大阪の客』

朝一出勤。
指名予約の客。
コスプレはナース。
写真見てるなら敢えて頼まん筈やけど。
コスプレ無料サービスやし文句言えんから困る。

『はじめまして。昨日は申し訳なかったです。指名予約ありがとうございます』

『いやいやコッチもすんません!朝はよぉに。昼に大阪帰んねん。たまたま零那ﾁｬﾝ見て逢いたいな思て!』

指名料金わざとにケチるような人間に思えんのやけど。

『嬉しいです♪零那も６歳迄は大阪居ましたよ♪昨日からの出張ですか？』

『せやねん。疲れたわぁ!ホンマこっちの言葉解らへんしやなぁ』

『確かに!他県どころか市内でも通じん年代や人も居る位やし』

『あはは♪ほんまかぁ!それ困るなぁ!』

コースメニュー表を差し出して促す。

『此処ごはん頼める？』

『はい』

『ほな240分』

『４時間!!』

『昼１時に出るから。予約ある？無理？』

『ﾏﾀﾞ無いと思いますけど待って下さい。240分の料金設定が解らないんで電話します』

120分の倍額で決定。
新規のロングは滅多に無いｹｰｽやから頼んだよ!って言われた。
零那ﾛﾝｸﾞ多いけど...
仕事に対しては手抜きせんけど出張やからリピーターにはならんやろうなぁ。

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