暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〜全ての武を司る者〜
第2話 授業は半分過ぎた頃からが勝負
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候補生にして、入試主席のこのわたくしを!?」


はぁ〜、何かもう疲れた。世界が女尊男卑という流れに変わってから、全員とは言わんがほとんどの女性は上記の様に様変わりしてる。

「ちょっと人の話きいてますの!?」
「ああ、すまん。」
「これだから、極東の島国の人は...いいですか!私はあなたと違って....」

と、まぁこんな具合で5分?くらい一言も噛まずにずっとだらだらと喋っていた。ニュースのアナウンサー目指した方が良いのでは?と、思いつつ適当に相槌をうっていたが8割以上はイギリスの自慢話だったのでは無視した。俺はどちらかと言うとフランス派だ。フランスパンおいしからな。そうしている内に鐘が鳴り金髪ロール様が「クッ!...また、来ますから逃げないで下さいわね!」とか、言っていた。おりゃ、そこらのセールスマンよりタチが悪いなと思っていたら、先程出て行った、一夏と篠ノ之さんが遅れて入って来ていた。何故か一夏だけがあの出席簿(という名の兵器)を頭に叩きつけられていた。うわ、南無三...



「で、あるからして。ISの基本的な運用は、現時点で国家の認証が必要であり。枠内を逸脱したIS運用をした場合は刑法によって罰せられ……」

そんでもって始まった1時限目。俺は寝ようと思ったが教室のドアの近くで風...織斑先生が腕を組み壁にもたれ掛かって授業を観察ではなく監視している。いや、だって手にはあの出席簿(という名の鈍器)を持ちまるで鷲のような目で全体を見回しているからだ。もう、監視としか呼べまい、と悟り俺も真面目に授業を受けていた。それに周りの女子も結構真面目に受けているから、俺も及ばずながら頑張っていた。すると、前ではげっそりとしている一夏がいた。さっきからペンが止まっている所からすると授業について行けて無いのだろう。どうやら、それに気づいた山田先生が恐る恐る

「織斑君、何か分からないところがありますか?」
と聞いてきた。

「あ、えっと...全部分かりません!!」

え、そうなの?いや、頑張れば項目の1個ぐらいは覚える事が出き...

「……織斑、入学前の参考書は読んだか?」

「古い電話張と間違えて捨てました」

スッッパァァッン!!

...る訳無いかね、コイツは相当なアホだな。電話帳って言うとあれか?タ○ンページと間違って捨てたって言うのか?そんな事してると、来ちゃうよ良○が。

「必読と書いてあっただろうが。それくらい確認しておけ、馬鹿者」

「あのー、織斑君意外に分からない人は居ませんか」

.................

まあ、そりゃそうだわ。

「え、拓弥?お前ちゃんと付いていけてるのか?」

ウワッ!電話帳と間違えて参考書捨てちゃった奴にそんな事言われた。よし、
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