第1話 入学は、何もかもが新しい
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頭を抱えて沈んでいるこの前の人物、織斑 一夏にあった。何故かって?それはな...
そいつが『男』だからだ。
もう一度言う『おと....
「何すんだよ、千冬姉!!」
「学校では織斑先生だ。馬鹿者」
...もう1度ぃ
「あれ? 織斑先生、会議は終わられたのですか? というよりいつのまにココに……」
「ああ、山田先生、クラスへの挨拶を押し付けてすいませんでした」
「あ、いえ、副担任としてこれくらいはしないと」
...もう一度
「さて、諸君私が担任の織斑千冬だ。これから一年間でお前たちを使い物にするのが私の仕事だ。だから私の言う事はよく聞き、よく理解しろ。私の仕事は十五歳から十六歳までを鍛え、お前たちを使えるようにする。別に逆らっても良いが、私の言う事だけは聞け、いいな。解らなくても返事をしろ!」
...もうぃ
「「「「「キャーーーーーーーー!!」」」」」
「キャーー!! 千冬様! 本物の千冬様よ!!」
「私、ずっとファンでした!!」
「私、お姉さまに憧れてこの学園に入学したんです! 北九州から!!」
「お姉さま! 移住して合法的に結婚してください!」
「私、お姉さまの為なら死ねます!!」
...もういいです
それと、明らかにおかしい奴らのコメントが聞こえた。最後の奴とかもうマジでどうしたのよ?
「……よくもまあ、こんな馬鹿者共が集まるものだ。毎年私のクラスにだけ集中させてるのか?」
と言うことは、去年とかもこんな感じなの?いや、多分ゆとり世代が抜けていないからもっと酷いのかもしれないな。
「ち、千冬姉!? 何でここに……!?」
スッッパァァッン!!
「何度言えば分かる、織斑先生だ、馬鹿者」
「は、はい。織斑先生....」
うわめっちゃ凄い形相で睨んでいる、この御方なら風神・雷神の絵に挟まれて描かれていても何とも....
スカッッ!!
「ウォ!」
自分の頭のある所に出席簿が通っていた。気づいて避けてはいたものの、余りに一瞬の出来事だった為に、驚く反応が遅れてしまった。
「おい、風神・雷神が何だって」
あれ、何この人?エスパーなのか?伊藤なのか?
「どっちでもない」
いえ、織斑先生でした。はい、すいません
「すいません...」
「まあ、それよりも自己紹介を続けるぞ。次はお前だ、鬼道」
ガタッ
さて、ここで2つ目の異端について説明しよう。それは今立ち上がった私自身の事だ。ISを使えるのは女だけ。だがしかし先程の織斑 一夏と同じく...
「はい、鬼道 拓弥です。好きなことは、昼寝で、食べ物はラーメンです。昔は、武術などをして
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