暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第五章 楽園
第7話 既視感
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
思議そうに上条の方を顔だけ向かせた。

上条「え?いや、何でもないけど?」

凜袮「もしかして、私の朝ごはん……まずかったかなぁ……」

上条「いやいや!違いますよ?凜袮の朝ごはんは今日も美味しいですから、そんなに落ち込まないでくださいね!」

一方「何か考えごとか?」

上条「そ、そうそう!来週からの期末テストのことを考えてて……」

上条が言うと、みんながドッと笑い出した。

笑われるのはあまり嬉しい行為ではないが、今は誤魔化せたので良しとしよう。

だが、上条には一つだけ確認したいことがあった。

上条「なあ、今日って何日だっけ?」

今日の日付。

彼の日にち感覚なら、今日は『6月27日』だ。

だが、次に告げられる言葉は想像を絶するものだった。













士道「ん?今日は『6月26日』だろ?」












一瞬、世界が変わったかと思った。



ーーーー
ーーー
ーー





その後、

上条は狂三と出会い、学校では殿町から『天狗牛』の話を聞かされ、凜袮と昼飯を一緒にし、上条、士道、十香、凜袮の四人でデートをした。

昨日と全く同じ展開。

ところどころ昨日と会話は違うものの、ここまで正確だと何かを感じてしまう。

夢、かと思ったこともあった。

だが、それにしては会話が正確すぎる。

一体何がどうなって……




そうこうしている内に士道の隣の家に着た。

凜袮の家だ。

昨日はここからの記憶が一切ない。

昨日はインターフォンを押したら気を失ってしまった。

なら、今日は……

上条「今日はいいんじゃないか?凜袮も忙しいだろうし」

押さないことを勧めた。

士道「……そうだな。今日は帰るか」

士道も諦めることにした。





昨日みたいな頭痛はなかった。





上条「(一体何がどうなってんだ……?)」

彼は、今までで一番難題を出されたような錯覚に陥った。



凜袮「そこで何してるの?」



タイミングを見計らったように凜袮がやってきた。

凜袮「うちに何か用?」

上条「(うち……?)」

士道「いや……凜袮と話したいなぁ……と思って」

凜袮「うん?そうなの?じゃあ話って何?」

士道「いや……特に何か話そうとは……」

凜袮「ふふ……士道らしいね。また夕飯作りに行くから、家で待っててね」

士道「あ、あぁ。(何やってんだろ……俺……)」

士道は自分の家へと帰って行った。

凜袮「当麻?どうしたの?」

上条「いや……何
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ