サーヴァント
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見てとれた。
「さて、うるさいのが消えたは良いがこれからどうする?」
セイバーが問いかけた。
「そうだな、とりあえず行ける所までこのフロアを散策してみるか」
「心得た」
そして、セイバーと俺はこのフロアの散策を続けた。
白羽の後ろを歩くセイバーは自分を恥じていた。相手への油断から招いた結果からの事態にまさかこのような事が起こるとは思わなかった。
気丈に振舞ってはいたが、彼女の左手は異常事態に侵されていた。
相手のサーヴァントの砲弾を片手で止めたあの時、彼女は手首に違和感を覚えたのだ。一時的な物だと思われたそれは戦闘が終わった後でも消えず、セイバーに不快感を与え続けていた。
セイバーはそんな不快感を脱ぎ去るようにギュッと手を握った。
(こんな物…どうってことない!)
そう己に言い聞かせながら次へと歩き進めるのだった。
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