第2章 闇艦娘、響
第03話
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っている。
いや、もう泣いている。
服を脱ぐという行為がここまで難しいなんてことは、今の今まで一度たりとも無かった。
いつも当たり前のように着脱している服が、こんなにまで思うように脱げなくて、ひどく情けない気持ちになった。
いうことを聞いてくれずに脱力してしまった手が、ひどくもどかしくて、とても腹立たしい。
「ひぃあぁぁぅんッ! 脱げない……やっぱり脱げないよぉ……提督ぅッ! 力が入んないぉッ……」
「脱げねぇじゃなくてよぉ、脱ぐんだよ、お前はよぉ。赤ん坊じゃねぇんだからよぉ、自分のことぐれぇ自分でやれや」
あまりにもっともなことを言われてしまい、響・黒はひどい劣等感に襲われた。
できないはずがない脱衣という行為が、この上なく難しい。
しかし、やれと言われたらやらないわけにはいかない。
響・黒は動かない手を無理やり動かし、必死の思いで上着を脱いでいく。
そんなけなげに頑張っている響・黒を見下ろしながら、提督はぬちゅぐちゅと、わざとらしく水音をたてて肉主砲を抜き刺しする。
「ひぃあぅぅうッ……意地悪ぅ……提督の意地悪ぅ……提督、意地悪だよぉ」
ふるふると身を震わせながら、懸命に上着を脱いでいく響・黒。
そのあまりの大変さに響・黒は、はぁ、はぁ、と息を切らせてしまう。
顔は赤く上気し、切れている息はどことなく色っぽくて、妙に淫靡な桃色の吐息のように見える。
「いいねぇ、頑張るねぇ、響・黒よぉ。セ●クスしながら目の前でストリップショーとか、最高に興奮すんぜ? 一生懸命にスケベな脱衣を頑張ってるとかよぉ、ありえねぇほどいやらしくて、どエロくて、どスケベで、淫乱すぎんぜ?」
ぎゅうううううッと秘肉門が締まった。
どスケベと言われてしまった響・黒は、どうしようもなく恥ずかしくなって、身体が思いっきり反応してしまった。
確かに提督の言うとおりである。
確かにどうしようもなく、どエロい。
響・黒は目に涙を溜めながら、なんとか上着を脱ぎきった。
上着から頭を抜いた瞬間、目の前には提督の顔があって、提督はひどく優しい笑顔を見せながらささやいた。
「愛してるぜ、響・黒」
「ひぃああぁぁぅぅ」
不意の愛の言葉。
完全に油断していた。
悦んでしまった響・黒の秘肉門は、くぱくぱぁと開閉し、深く差し込まれている肉主砲をぐにゅもにゅと膣壁で揉み上げてしまう。
提督は肉主砲から生まれた快楽に顔を緩めてしまい、口角からたららぁと、だらしなくよだれを垂らしてしまう。
「チッ……おら、まだ下があんぞ? さっさと脱いじまえよ」
響・黒は少しだけムッとした顔をして、腰に掛かっているスカートを握り締めた。
そしてハッとする。
提督と繋がったまま
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