リリカルマジカル♪
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「いらっしゃいませー。 こちらにどうぞ♪」
「あ、はい」
「2名様でよろしいですね?」
「はい」
若い女の店員さんが対応してくれた。
「見慣れない方ですね。旅行か何かですか?」
「あ、いえ。引っ越してきたんです」
「ああ! お隣に来たっていう!」
……? ああ、そうなんだ。この隣が俺達の家になるのね。
「そ、そうです。あ、ショートケーキと紅茶を2つづつ」
「はーい」
しばらくすると、明らかに見覚えのある自分の(外見的)年齢と同じくらいの少女がケーキと紅茶を運んできた。やっぱりか……。
「お待たせしました♪」
「ありがとう」
「君が隣に引っ越してきた子?」
「そう、賀狩彼方、よろしく」
「高町なのはだよ! よろしくね、賀狩くん!」
「あー、彼方でいいよ。名字で呼ばれるのはあまり好きじゃない」
「ん、分かったの。じゃあ私もなのはでいいよ。よろしくね、彼方くん!」
「おう、よろしく。なのは」
前略、楓へ。どうやら俺はなのはのお隣さんの様です。
「お母さん!」
「どうしたの? なのは」
なのはが呼ぶと、さっきの店員さんがこちらに来る。って、
「お母さんだと!?」
「どうしたの? 彼方くん」
「え、お母さん? お姉さんじゃなくて?」
「あら、そんなに若く見えるかしら?」
衝撃だった。まさかあそこまでだったとは……。
「あ、これからよろしくお願いしますね。えーっと」
「高町桃子です。よろしくお願いします」
「私はルナです」
「ハーフなんですか?」
「ええ、まあ」
『お前、バカだろ』
『うう、つい本名を……』
『怪しまれなかったからいいものを』
『反省してますぅ』
『よろしい』
思わずルナを見てしまった。何本当の名前言ってんの? そこツッコまれたら不味いでしょうよ。まあ、反省しているようなので、追及はここで止めておく。
そんな感じで、3つ目の世界はリリカルなのは。しかも高町なのはのお隣さんになった。……なんたるテンプレ展開。
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翠屋のお隣の自宅で今後について決めることにした。
「とりあえず、彼方くんは小学校にいってね」
「え、マジで? 俺4回目の小学生!?」
「だって、その姿で学校に行かないのは不味いでしょ?」
「んぐっ……。まあ、しょうがないか」
「はい、けってーい!」
「後はどうする?」
「う〜ん、原作開始を待つしかないね」
「だよな。じゃあこれで終わり! 明日から頑張ろう」
「そうだね」
こうして、俺達はリリカルなのはの世界で生きていくことになった。……ヤネス来ない
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