暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
コラボ編:ハロウィーン祭り準備期間二日目
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「ウガァアアアアア!!」
翔夜が剣と盾を構えた瞬間、イベントMod<パンプキン・ザ・クラウン>は大声を上げながら突進してきた。
翔夜は盾を垂直に構えると、同じくパンプキン・ザ・クラウンに突進していく。
「デリャアアアア!!」
パンプキン・ザ・クラウンの身体と盾の先がぶつかるーーーーその時。
「翔夜!」
ミヤビの弓矢がパンプキン・ザ・クラウンにヒットし、硬直する。その隙を付き、<滅聖剣>盾二連撃剣技<シールドブレイク>がパンプキン・ザ・クラウンの身体を捉える。
ジェットエンジンめいた轟音と共に放たれたそれはパンプキン・ザ・クラウンを五メートル程下がらせる。
「ウゴォオオオ!」
「煩ぇ!!」
そして、そのまま追撃の二発目。盾を突き出した状態で突撃し、更に五メートル程下がらせる。HPバーは大体一本目を三割削った。
「ガァアアアアアア!!」
パンプキン・ザ・クラウンは吠えると、口から青い炎を吐いてくる。
それを剣で斬ろうとしたとき、首根っこを掴まれ、下げられる。ミヤビだ。
「あれは<ウィル・オ・ウィプス>って言うスキル。あれを物理系の攻撃で斬ろうとすると、その剣の耐久値を大幅に(へる)。だから、あの攻撃の時は退避して」
「つまり、剣などの近距離武器で斬るな、と。……悪い冗談だ。俺は斬るぜ?」
翔夜は言うと、首根っこを掴まれた状態で、<滅聖剣>滅殺剣技<螺旋>を発動。
振るわれた剣先から次々に剣閃が放たれ、青い炎はかき消える。
「……翔夜、チート(すぎる)
「それほどでもねぇ」
「褒めて(ない)
ただ、その螺旋を回避した青い炎は、追尾するように翔夜達に迫ってきた。
「あー、やっぱり一点集中スキルだとこーなるかー」
「何で棒読(よみ)?」
ミヤビが珍しくツッコミを入れると、翔夜は言う。
「取り合えず首根っこを放そうか、ミヤビ」
「………」
すると、瞬間神速中に手を離したミヤビは、言う。
「気を(つけて)
「って、おい!」
当然、横に引っ張られていた翔夜は、慣性の法則により、止まったミヤビより奥に頭から地面に叩き付けられた。
「お、お前……薄情者だな……」
「手を放せと言われたから離しただけ。(ちがう)?」
「でも、止まって立たせるだろ普通!!」
翔夜はそう言うと、長剣を構える。
すると、紅い光が長剣に纏う。
「<剣技捕喰(スキルプレデター)>!」
そして、追ってきた青い炎目掛け長剣を振るうと、その炎が黒く染まり、長剣に纏わり付く。
「何それ……」
「ん、滅殺のスキル捕喰技。相手のスキルを喰らってコピーする。永久に自分のスキルとして活用可能。でも、制限はあるよ。だからーーーーー」
と、翔夜は言うと、黒い炎が長剣から出ると、一つの剣になる。
「こうして、オブジェクト化して装備し
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