無印編
ジュエルシード
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!!スタンバイレディ!!』
そして、なのはは光に包まれ、光がやむと、デバイスとバリアジャケットを展開した状態になっていた。
「成功だ」
「ふ、ふぇーーー!?」
なのはは突然の事態についていけず、おろおろしていた。
すると・・・。
『グオオオオオオオオオオオオ!!』
皇治が足止めしていたモンスターが複数に分裂し、なのはに襲い掛かる。
「キャ―――――!?」
『プロテクション』
魔法についても戦闘についてもド素人のなのはがそれに対処できるはずもなく、レイジングハートの補助でどうにか切り抜けた。
「俺様の嫁に手を出してんじゃね―――ぞ、雑魚が!?」
『ゲート・オブ・バビロン』
皇治の後ろから黄金のゲートが出現し、大量の剣がそこから飛び出し、モンスターに向かっていった。
「派手にやってんなー」
一方、龍一の方は現場から500m離れているところまで来ていた。
そこから内功で強化した視力を使って戦いを見ていたので。
「だけどまずいな・・・被害が」
皇治がゲート・オブ・バビロンを使用し、剣の弾幕を張る。
その大半は当たらず、町に甚大な被害を出していた。
今はまだ、なのはが戦闘に慣れておらず、回避に専念しているからいいものの。もし、彼女まで砲撃を撃ち始めたら、もっと被害が出るだろう。
「しゃーない。ここで終わらせる」
龍一は現地に行くよりも、ここから狙撃した方が早いと判断して、背中の麻袋から、自分の礼装を出す。
魔法礼装『飛穿・二式』。
誕生日祝いに父が作ってくれた和弓型の礼装である。
弦を張り、変形の魔法でキーホルダーサイズまで小さくしていた杭を元の大きさに戻し、矢として構える。
礼装に魔力を込め、威力と飛距離を高める。
同時に、矢に封印の術式を封入し、狙いを定める。
「行け!!」
矢を放し、矢が凄まじい速度で飛んでいった。
「っ!?気をつけて、何か来ます!?」
ユーノが叫び、警告を促す。
『プロテクション』
ある程度、現状になれたなのはが射撃魔法でモンスターをけん制し、砲撃を放とうとしていたところ、レイジングハートの警告に防御姿勢をとる。
すると、どこかから灰色に光る矢が飛んできた。
それは、モンスターに命中すると、凄まじい光を放った。
「きゃあああああああ!?」
光が収まると、モンスターの姿は何処にもなく、代わりに蒼い宝石が浮かんでいた。
「これは?」
「これがジュエルシードです。レイジングハートで触れて」
「こ、こう?」
なのはがレイジングハートで触れると、デバイスのコアの部分にジュエルシードが格納さ
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