無印編
ジュエルシード
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でも入っているのだろうか。
取りあえず、魔力がどの方向からくるのかを探る魔法を使い、大まかな距離と方位を確認して、そこに向かって虚空瞬動で駆け抜ける。
一方その頃。
「にゃあー!?なになに!?一体何なの!?」
「来て・・くれたの?」
「ふえ?えーーー!?喋った!?」
動物病院に着いたなのはは只今絶賛モンスターに襲われ中でした。
「なんだか良く分かんないけど、一体何が起こってるのーー!?」
なのははモンスターに襲われながらも、ユーノを抱きかかえながら逃げていた。
「君には資質がある」
「資質?」
「僕はある目的の為に、ここではない別の世界から来ました。でも、僕だけでは目的を遂げることはできないかもしれない。だから、迷惑なのは分かっているけど、資質を持ったあなたに協力してほしいんだ!?」
「急にそんなこと言われても!?」
「お礼はします!?必ずします!?だから僕の力をあなたに使ってほしいのです!?僕の力、魔法の力を!?」
「魔法!?」
本来なら空想の産物でしかないその言葉に、戸惑っている隙に、モンスターがなのはたちを襲う。
「ヒャッハーーー!?」
「「!?」」
「助けに来たぜ!!俺の嫁!!」
そこに皇治が乱入してきた。
「けっ!?雑魚が!?『エア』セットアップ!!」
『イエス、マスター』
皇治の手の中の宝石が輝き、黄金の鎧のバリアジャケットの姿に変わる。
「デバイス!?そんな、この世界は魔法文明0のはず!?」
「おい淫獣!!」
「インジュウ!?」
「俺様が抑えてやっているんだ、とっとと終わらせろ!!」
「は、はい!?」
ユーノはなのはに紅い宝石を渡す。
「管理権限、新規使用者設定機能フルオープン」
ユーノがそう唱えると、なのはの足元に桃色の魔法陣が現れる。
「繰り返して・・・『風は空に、星は天に』・・・」
「『風は空に、星は天に』」
「『不屈の心はこの胸に』・・・」
「『不屈の心はこの胸に』」
言葉を紡ぐたびに、紅い宝石の鼓動が大きくなっていく。
「「『この手に魔法を、レイジングハート、セ―――――――ト、ア――――ップ』!!」」
『スタンバイレディ!!セットアップ!!』
その瞬間、なのはから桃色の光が迸り、昼間のように明るく照らし出した。
「なんて魔力だ・・・」
そのあきれた魔力量に、協力を求めたユーノのほうがかえってあきれてしまうほどである。
『はじめまして、新しいマスター』
「ふえっ!?は、はじめまして」
『あなたの魔法資質を確認しました。デバイス・防護服共に最適な形状を自動選択しますがよろしいでしょうか?』
「えっと、とりあえず・・・はい!!」
『オールライト
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