無印編
ジュエルシード
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さい」
そこには、なんと剛がいたのだ。
「(・・あの、すみません)」
「(なんだ?)」
「(剛さんが出て来たってことは、もしかして魔法関連ですか?)」
「(まだハッキリとは断定できないが、その可能性があるようだ)」
「(そうですか・・・)」
「(だから、何があるかは分からないから、あまり暗くならないうちに家に帰りなさい)」
「(ハーイ)」
ひそひそと話すアリサと剛。
「すずかちゃん、この人と知り合いなの?」
「龍一くんのお父さんの剛さんだよ」
「そうなの?初めまして!?龍一くんのお友達の高町なのはって言います!?」
すずかと話していたなのはが剛に自己紹介をする。
「君がなのはちゃんだね?息子から話は聞いているよ。これからも息子と仲良くしてやってほしい」
「はい!!」
剛たちと話し終えたなのはたちは、塾に向かおうと歩き出す。
(ここ、昨日夢で見た場所?)
なのはは先ほどから感じていた違和感に気付いた。
すると・・・・。
『助けて!?』
「!?」
突然、頭の中に直接声が聞こえ、声が聞こえてきたと感じる方向へと何かに突き動かされるように突き進むなのは。
「「なのは(ちゃん)!?」」
なのはの行動に驚きながらの、後を追いかける2人。
すると、少し行くと、そこには傷だらけのフェレットが倒れていた。
「フェレット?」
「どうしたの?なのはちゃん?」
「すずかちゃん、そこにフェレットが」
「大変!?傷だらけじゃない!?すぐに病院に連れて行かないと!?」
「そこは動物病院だよ、アリサちゃん」
「分かってるわよそれくらい!?急ぐわよ、Hurry!!Hurry!!Hurry!!」
直ぐに3人は、そのフェレットを近くの動物病院まで運ぶ。
その後、そのフェレットは治療を終え、一端、柏原動物病院で預かってもらうこととなった。
夜。
龍一はなのはからのメール(放課後のことについて書かれていた)を確認しながら宿題をしていた。
すると、突然・・・。
『・・ザア・・僕の声・・ザア・・・・力を貸して!?』
何処からか念話がかかってきた。
(念話!?)
気付いた龍一は一瞬迷う。
このまま彼女に関わるべきか否か。
だが彼にはすでに『見捨てる』という選択肢はない。
(『知っていて何もしなかったから大怪我しました』じゃ後味悪いからな)
そう自分を納得させ、家の戸締りをしてユーノの元に向かう。
今日、父は残業で家にはいない。
虚空瞬動で駆け出してすぐに気付く。
(動物病院ってどっちだ?)
あまりにうっかりミス。
彼には遠坂の血
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