暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第27話
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ぱりタケノコは美味いっすね」

「威力はそこそこだな。何にでも付加出来るのなら価値はあるな。キノコの方が美味いに決まっているだろうが」

「タケノコっす」

「キノコだ」

「はいはい、キノコタケノコ戦争は個人の好みですぐに停戦してくださいよ。答えなんてでないんですから。ちなみに僕はコアラ派ですから勧誘はお断りですよ」

飲み終わった缶コーヒーを握りつぶしてゴミ箱に投げ捨てる。この間もモニターから目を外さない。モニターの中では傷の手当てを終えた会長達が再び移動を開始する所です。

「戦力は分けずにそのまま吹き抜けをまっすぐ突き抜けるみたいですね。ミッテルトさん、久遠さんに念話を送って下さい。内容は『プレッシャーをかけながら削れるだけ削って屋上に追い込んで下さい。手段は問いません』です。秘匿用の念話を使って下さいよ」

「了解っす。もしもし久遠さんっすか、ボスがプレッシャーかけながらボコって屋上に追いつめろって。うん、煮るなり焼くなり好きにしても良いそうっすよ。うぃ〜、頑張るっすよ〜」

「……内容は伝わっているので今回は見逃しますが、実戦でやったら本気で怒りますよ」

「すいませんした」

土下座をするミッテルトさんをゼノヴィアさんがぐりぐりと頭を踏んでいますが見なかった事にしましょう。

「おっ、戦闘が始まりましたね。真羅さんの追憶の鏡(ミラー・アリス)を盾にしながら接近戦に持ち込むつもりの様ですが、相手が悪かったですね」

「ヴァレリーはともかく、黒歌じゃない、久遠は技術的に上手いし、イリナの擬態の聖剣なら鏡を避けるのも簡単だからな」

「あ〜、あの二人から逃げるのは一番大変っすからねぇ〜。全く鏡に当たらないっすね」

土下座を止めて正座のままオレンジジュースを取り出して飲み始めるミッテルトさん。

「匙君の黒い龍脈(アブソーブション・ライン)も真正面から飛ばしていては怖くもありませんね。もう少し頭を使えば良いのに」

僕も新しい缶コーヒーを取り出して飲み始めます。

「そもそも黒い龍脈(アブソーブション・ライン)とはどういう物なのだ?」

ゼノヴィアさんは紅茶のペットボトルを開けて飲み始めます。

「あ〜、簡単に言えば、あの線をつないだ対象から色々な物を吸い上げる事が出来る神器です。研究した事ないので何とも言えませんが、限界以上に使いこなせば劣化版の白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)になりますかね?」

「ほう、中々凄い物だな。だが、見る限り」

「使いこなせているとは言い難いですね。文献ではラインを複数に分ける事も出来たはずですし、そもそも不視化が出来ていませんから。それに真直ぐ追いかけてもねぇ。せめて周りの人と連携するとか物陰に潜ませるとかすれば良
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