暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第27話
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、スペードのJ、規定によりリタイア』

ああ、そういう風に放送されるんですか。個人の特定が楽ですね、それ。別に構いませんが。

「これで色々と分かりましたね。被害総額ではなく面積と言うか量ですかね?とりあえず一定以上の破壊でリタイア。警告もあり。何より一番知りたかった物も知れました。これで僕達の勝ちは揺るぎませんね」

「一番知りたかった事かにゃ?」

「ええ、これのおかげでゼノヴィアさんが活躍出来ます。ゲーム的に言わせてもらうなら変則的なサクリファイスですね。屋上で戦う人達には後で追加指示を行いますので覚えておいて下さい。それでは開始時間になるまで各自解散です。ミッテルトさんとゼノヴィアさんはこれから罠を仕掛けにいきますよ」

「了解ッス」

「うむ、分かった」

ゼノヴィアさんに車いすを押してもらいながら立体駐車場に移動して分かりやすい様にワイヤーと簡単な爆弾を柱と言う柱、車と言う車にセットしていく。たまに飾りとして時間が減っていく時計も置いておく。更に結界内を光力で満たす結界をミッテルトさんのテストの為に仕掛けさせておく。

「まだまだ結界を張るのに時間がかかっていますが効力の方は十分ですね。ちゃんと勉強しているようで安心しました」

「さすがに命がかかってるっすから。それにレイナーレお姉様の方が命がけらしいっすからウチも負けていられないっす」

「ああ、教授から手紙が来ていましたね。そろそろこちらに戻して実際に戦えるか試す様に言われてますから近いうちに会えるでしょう」

立体駐車場から移動しながら店内にワイヤーを使ったトラップをミッテルトさんに指示を出して仕掛けていく。こういう知識を持っているアーチャーの記録はかなり便利です。

「ところで一つ気になったんっすけど」

「どうかしましたか?」

「立体駐車場に仕掛けた爆弾で立体駐車場が吹き飛んだ場合、どっちがリタイアになるんっすか?」

「さあ?罠を仕掛けたミッテルトさんか、引っかかった相手か分からないからこそ相手も迂闊に手を出せないでしょう。そういう意味があるんですよ、あれは。ワイヤーを切って移動出来ない様に通電が途切れると爆発する物が一番最初に触れる場所に仕掛けてあるのはその為です」

「うげぇ、えげつない。と言うかウチが生け贄っすか!?」

「生け贄とは失礼な。尊い犠牲ですよ。アザゼルさんみたいな」

散っていったアザゼルさんの為に十字を切って祈りを捧げる。

「いやいや、死んでないっすから」

ミッテルトさんからツッコミが入るが無視する。

「そろそろ時間ですね。最後にちょっとだけネタのトラップを仕掛けにいきましょうか」

準備に少し時間がかかりますが普通に進撃して来るなら間に合うでしょう。




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