第一章
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彼はこの時白い虹の話を自分に都合よく解釈していた。そこに行けば白い虹が出て来ると勝手に思い込んでいたのである。
「よっしやあああああ!!」
校舎の屋上で一人になった彼は思わずガッツポーズをして叫んだ。
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