出会いと紹介
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か恭也殿の様な神速か?)
シグナムはかつて戦った青年を思い出す。
(だが早いが一直線にしかこれないようだな)
そして、壁を蹴った剛がまっすぐシグナムに突っ込んでくる。
(もらった!!)
そう確信し、袈裟懸けにレヴァンティンを袈裟懸けに振り下ろすシグナム。
しかし・・・・・。
「なっ!?」
それは空中で軌道を変え、後ろに回り込んだ。
(まずい!!)
シグナムは咄嗟に非魔導師である彼に対し、魔法は使わず己が身一つで戦うと言う決心を破り、シールドを展開した。
しかし、剛は黒塗りの拳銃ののようなものを取り出した。
銃口の下から折り畳み式の棒が飛び出し、先端から伸びる紐のようなものが銃口まで伸びているので、恐らくクロスボウに近い類の物だろう。
剛はその礼装『飛穿』を放つ。
放たれた矢のようなものがシールドに命中すると、まるで紙切れのようにシールドが砕けた。
「なに!?」
驚く暇もなく、彼は接近し、シグナムの首筋に鬼切を突きつけた。
「今度は文句もあるまい?私の勝ちだ」
「そのようだな。私の負けだ」
こうしてシグナムと剛の決着は着いた。
その後、剛ははやてたちに気功術や装備の礼装について説明した。
一通り説明が終わり、先ほどの戦闘でようやく実力を信用してくれた剛は、シグナムが気に入ったのもあってか、新しく設立されるライトニング部隊に配属されることが決定した。
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