無印編
誘拐事件・後篇
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いがたかったからだ。
「そう言えば正式な自己紹介をしていなかったな」
そういうと、剛はいったん敬礼し・・・。
「自分は警察局特務捜査機関、通称『第零課』所属の守宮剛警部です。今回は『夜の一族』といった秘匿事項がらみの事件でしたので、私がこの事件の担当として、ここへ参りました」
「「「「!?」」」」
『夜の一族』。その言葉が剛の口から出てきたことにより、さくらを除いた4人がけいかいする。
「忍ちゃん、大丈夫よ」
「叔母様?」
「零課の人なら私たちの事も知ってて当然よ」
「あれ?仮にも一族の頭首が零課を知らないのですか?」
「最近の世代は特に零課に頼ることもなかったのでその存在を教えていないところもおおいのです」
「なるほど」
さくらが忍たちに零課について説明しながら倉庫に向かっていった。
そして、説明が終わるのと同時に倉庫の入り口につき、扉を開けると、そこにいたのは、肩や腕から血を流す黒服の男たち、すずかとアリサに語り掛けている龍一の姿だった。
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